アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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第11回大潮会南信支部展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/6(日)まで飯田市美術博物館ギャラリーで『第11回大潮会南信美術展』が開催されていた。
50〜100号までの大作1点と6〜10号の作品2点ずつを各会員が出品していた。
*撮影には、主催者の許可を得ています



大潮会は、昭和11年から続いており、写実に立脚した作品を健康美術と称え、写実主義を絵画芸術の最高の理念として、毎年年末に東京都美術館にて展覧会を開催している。
風景を描いた作品が多数だが、リアルな描写だけでなく、記憶に残っている風景のような心象風景やぼやけて見える景色のような個性的な作品も並んでいた。大作の風景画は、やはり壮観な眺めを見ているような爽快感があった。

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、見易くなるように一部加工を施しています。

「野麦峠早春」松川 初恵さんの作品は、お椀型に開けた中央に堂々と佇む山脈が見える。手前の白樺の木や中央の緑色、様々な背景がメインの山を惹きたてているなぁと思えた作品。


「白馬村早春」吉川 利明さんの作品は、全体的に明るい色調で描いていて優しい印象のある作品。
濃い色のメリハリがある訳ではないが、全体としてバランスよく配置している


「伊那谷早春」林 功一さんの作品は、太い輪郭線が個性的な作品。眼で見えている風景をそのままと言うよりは、印象にのこっているような景色のようなどこか懐かしく親しみの持てる作品。


「古木」吉川 由里子さんの作品は、庭に生えている200年前からの気を描いた作品。木の複雑な形や模様をよく観察して描いている。バックの壁をややぼかした事で、自然に視線が幹から枝、枝先や葉っぱへと上がっていく。地面も丁寧に描いている。ブロックの灰色の層がやや重たい印象がするかもしれない。。。


「美人林の秋」下平 弘成さんの作品は、誰もが「おぉ〜!!」と溜息の出る作品。
落ち葉の一枚一枚を丁寧に色を重ねている


「木曽御嶽山5月」P8 塩澤 孔六さんの作品は、個性的な細かい点で描かれている。遠景の表現もだが、特に雲のはかない雰囲気が絶妙だ。塩澤さんは、大潮会の名誉会員・元常任理事になっている。


「伊那谷陽春」変型10号 奥村 松實さんの作品は、ながれるような色の塗り方。忠実な写実が並んでいる中で個性的な雰囲気を醸し出していた。大まかな色の違いでおぼろげながら誰にでも分かる作品。この地域に住んでいるからこそ共通認識で見えるのかも知れない。謂わば、本質的な要素のみを抜き出しているかのような表現とも言えるのではないだろうか??
創造館絵画クラブ習作展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

6/10(火)まで、中電ふれあいギャラリー(吾妻町)で「創造館絵画クラブ習作展」が開催されている
3号から10号までの小品34点の展示

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆



絵画の種類は、水彩・アクリル・油絵と様々で題材も花を中心に静物や人物、風景など多岐に取り組んでいる。
発足は2000年からであるが、ベテランから初心者まで幅広い層の会員が集まっている。
特に油絵をしている人にとっては、伝統ある油絵クラブとは違った気楽な雰囲気のあるクラブとなっているのではないだろうか?

「おだまき」中島好子さんの作品は、葉の境界の白の線が画面を引き締めていて、バックの柔らかい光に包まれている雰囲気が印象的な作品。一箇所からの光線でなく、全体的に降り注いでいるようだ。



「紅潮」代田ゆかり講師の作品は、色が垂れて流れ落ちている所に儚さを感じさせられる。テーブルに反射している表現に眼が引かれる。


「ホッと一息」田中悦子さんの作品は、水彩ならではのボカシを上手く演出させてる作品。題材の迫力は少ないが、その分繊細さが伝わってくる。


「ジャーマンアイリス」竹原典子さんの作品は、色のメリハリで描いたような感覚で勢いが感じられる作品。対象を見つめた作者の心境を通した視線を、同じように見ているような気持ちにさせられる。


一方、同じタイトルの「ジャーマンアイリス」原弘廣實さんの作品は、その場の空気感を大事に再現しているようだ。
同じ対象でも、その人が捉えて再現される作品は大きく変わるから面白い!!


「花」原司さんの作品は、工芸のように絵の具を塗り重ねて花の印象として再現している。完成までに幾つもの手を加えたり葛藤があったことが伝わってくる作品。
竜丘公民館油絵クラブ作品展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
2/5(金)まで、飯田信用金庫桐林支店で『竜丘公民館油絵クラブ作品展』が
開催されている。静物や抽象画の油絵11点の展示



竜丘公民館油絵クラブの講師は鎌倉正之さんで、会員10名で毎月2回活動している。
銀行に飾りやすい10号ほどの小品が並んでいる。

大きくない分作品の雰囲気が出やすく、それぞれの作者の個性が作品に表れていて
立体的に見えたり、隠れているものの謎解きをしたりその世界の中で色々な空想が出来る

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「枯れフラワー」鎌倉正之さんの作品は、バックの異空間を思わせる色合いとざらざらした
感じの花瓶の表情が印象的


「ひまわり」木下洋江さんの作品は、ひまわりの中心が明るくなっていて勢いのある生命感がある。


「郷愁」下平恵子さんの作品は、エスニック調の生地を貼り付けてバックをおとなしめな色合いで
まとめている。タイトルと反して今風なイメージが広がってきた。しかし、色々と混ざり合ったスタイルが懐かしさの中に含まれているのかもしれない


「クメールの微笑」原 紀代子さんの作品はゴツゴツした感じに、平面でないような迫力がある。
その中に見える正面の顔。その周りの判別のつかない模様が神秘的な力を演出しているようだ

荒尾吉彦・弘子「油絵展」
JUGEMテーマ:美術鑑賞


12/4(金)まで、江戸町の飯田信金橋北支店で『荒尾吉彦・弘子油絵展』が開催されている
弘子さんのF40〜50号の大作の油絵3点と吉彦さんの10号以下の油絵5点の展示



弘子さんは12年ほど前から始め、南信美術展などに出品した意欲作を展示
吉彦さんは20年以上ののキャリアがあり流れるようなタッチが印象的な作品を展示している
同じ趣味を持っている2人だが、その作品の持っている雰囲気は違い互いに自分のこだわりを
しっかりと持っているようだ

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「お薬師様」の弘子さんの作品は、落ち葉の感触や木々に囲まれた場所の少しじめっとした空気感が伝わってきそうな作品。 

「弘法様」弘子さんの作品は、霊気のようなものが漂っていそうな黒いもやがあり、
それがある形に見えたりする微妙な範囲でとどめられている。神秘的で重厚感のある作品


「洋梨」吉彦さんの作品は、ながれるようなタッチに明暗を観察して描かれている
くっきりはっきりと言う写実ではないが、観る者に想像するゆとりを与えてくれて
それによって実物を越えた期待感のような感情的な思いへもいざなってくれる。


「シクラメン」吉彦さんの作品は、一筆描きで仕上げたような茎がみずみずしく花の勢いが素直に伝わってくる作品。 

村松喜好油絵展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

12/18(金)まで、飯田市白山町の飯田信金上飯田支店で「村松喜好油絵展」が開催されている
身近な場所の風景画を中心に12点の展示。
展示時間は9:00〜15:00で月曜〜金曜日、土日祝祭日は休み



10号以下の小品で、秋や冬を題材にしている作品が多い。
どの作品ものどなか雰囲気があり、それが村松さんの作品の特徴だろうか?
観ている時間に比例してその色の広がりや奥行きが見えてくる作品も。。

「秋の南信濃」は、うねるような紅葉の筆致で作者の制作の躍動感が伝わってきそうな作品。
遠くの山の色合いも控えめで、目の前の木々を惹き出たせている

 
「秋の平谷川」は、そこの場の清涼感が伝わってくる作品。ぱっとした明るさはないが、そこが
その場に居るような親近感と現実味を感じさせてくれて、その世界にすんなり立てるようだ 


「雪の深見の池」は、凍て付くような池の表現が印象的


「雪の清内路」は、絶妙な雪と枯れ木の色のグラデェーションで、暖かい車の中から雪景色を見て
いるような心地よさを感じられる。高い山でなく身近に見える雰囲気がよく再現されているなぁと思った 
赤川靖仁個展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
12/11(金)まで、知久町のカラオケ屋『メトロポリス』のギャラリーで
『赤川靖仁個展』が開催されている。0〜20号の油絵8点の展示



ヨーロッパや西アジアを連想させられるような異国情緒ある雰囲気の油絵が並ぶ
「他の人があまり描かない夜の情景を描いている。こんなにいい題材なのに取り上げないのがもったいない。所々に明るいきれいな色を散りばめてメリハリをつけている」と赤川さん
どの作品もただ単に対象を分かり易く描いていると言うのでなく、その場に立ったときの心情に訴えかけてくる作品ばかりだ。
そこに、絵に関しての自分のカラーの拘りがあるのかもしれない。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「読む人」は、名画を思わせる後姿の西洋人。右側にアルファベットのサインがあり聞いてみたら、
印刷所の名前だと言う。版画を敢えて重厚感のある油絵に再現しているのかもしれない


「ナムコ(ゲームセンター)」は座光寺に以前あったゲームセンター。自転車を漕いでいる親子が
抱いているゲーセンの親近感がにじみ出ているようだ 


「昼の移動」は、背景ではどこまでも広がっている荒野だが、人物の雰囲気は近場をちょっと散歩しているようなその場所とはミスマッチな雰囲気が不思議で深い意味合いを暗示しているのだろう。


「パリ郊外」は、光輝く場所への憧れのような気持ちが含まれているのだろう
でもその外から眺めると言うことは、中には入っていない状態であり、入れない障害やその苦悩も
含まれているのかもしれない
 

今回は珍しく作者の顔写真です。いかにも芸術家といった装いをしている
第2回春陽会南信研究会小品展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
14(土)まで、高森のくましろホールで『第2回春陽会南信研究会小品展』が
開催されていた



春陽会に所属する南信地域の作家24人約40点の作品と東京在住の中澤さんによるコラージュ作品。大きさはSM〜10号位まで。油彩画や水彩、パステル画などが並んでいる。
地元の作家さんが中心だが岡谷や諏訪、伊那などに在住している作家さんも出品していた。

「ねがい星」(F4)三島かくえさんの作品は、長い首が神秘的で自分を守ってくれている眼に見えない女神のような雰囲気さえ感じられる。観察するとアンバランスな部分があるのだが、それが人を超越しているような存在にさせてくれる


「水韻供(F6)福島 徹さんの作品は、金箔を貼ったようなバックに赤い色が勢いよく弾け出ている。
見ているだけで、エネルギーが沸いてきそうなだ。また、表面にある艶が動きを連想させられる 


「浜辺DEひるね」(F6)三澤正博さんの作品は、伸びた鼻や体のねじれと言いユーモア溢れている。
色のバランスも強弱がはっきりしていて、思わず肩の力が抜けるような軽い気持ちにさせてくれた 


「初詣で」(F10)吉川 稔さんの作品は、始めは黒を基調とした何が描かれているのか判然としない印象を受けたが、しばらく見ていると暗い社に人が群がっている活気が静かに伝わってきた。絵だけに広がった足の踏み入れる事が出来ないお伽の儀式を見ているような不思議な感覚になった。
 
ピエロ・ある時ー中畑勝美絵画展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

26日(日)まで、高森町牛牧上県道沿いのカフェ、ミュージックアート カフェクイーンで
中畑勝美絵画展『−ピエロ・ある時ー』が開催されている。自作キャンバスによる油彩画を含む12点とコーヒーカップの展示



中畑さんは、木曽郡大桑村出身で現展(現代美術家協会)会員。
07年には飯田創造館で個展を開催している
「人は、つらい思い悲しい思い心配なことなど他人には分からないたくさんの思いを心の内に秘めて、今を生きている。笑顔のうちにも、そんな秘めた心が隠れている。ピエロにはそんな内面を表現することが出来、ピエロを描き続けてよかったと思うようになった。」(一部編集)と中畑さん。

そっとしておきたいピエロから、身近な雰囲気のあるピエロなど作品によって違う印象を受ける。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「公園の冬」54.2x27.1cmの作品は、眼の前に広がる白が情緒感を演出している。
この場に立ってどこからとなく、音楽が聴こえてきたら癒されるなぁと思えた。 


「おじいぃたん」−いっしょー 27.1x54.2cmの作品のピエロは作者自身だろうか?
暖かい時間が流れているのが伝わってくる


「ピエロ」F10の作品は、幾重にも塗り重ねられた絵の具が重厚感を持ち合わせている
暗い色合いの服といい、その人生の深みのような要素が感じられる。
服装はコートなのかなぁ?


「ビー球」F0の作品は、力強い目線が印象的な作品。
他にないアップでビー玉を見ているが、その視線は鑑賞者に問いかけられているかのようだ 


柴田久慶ー人・その不条理ー
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7月20日(月)まで、伊那文化会館で 『柴田久慶ー人・その不条理ー』が
開催されている。大作12点、小品約10点程



柴田さんは、1945年伊那生まれ
78年県展知事賞受賞、85年現代の作家展(信濃美術館)、86年県展知事賞受賞、
87年県展40回記念賞受賞、88年国画会展国画賞受賞、
96年別府現代絵画展出品、その他グループ展、個展多数
現在、国画会会員、信州美術会会員、伊那美術協会会員。

今回は、最近5年くらいに取り組んだ作品を並べている
大作はキャンバスにアクリル絵の具を使って、明るく浮いているような塗り方が印象的。

どれも、その前で観ていると新たな展開が見えてきて、その構成力や訴える力に圧倒させられる。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「翔」は、主題の人の下にもう一人の影が見え、苦悩のような脳みそのような塊が飛び出ているように見えた。上から降り注いでいるような線の外部は不安定な世界が広がっているようで、人の居る場所が何かを敷いた上に出来上がった脆いエリアのように感じられた 


「MAN'07」は、思わず同感してしまった作品。掴みたいものを手を伸ばして得ようとするのだが、それと反してもう一人の自分がそれを阻止しているような雰囲気を抱いた。写真では分かり辛いが、人物の周りには、新たにキャンバスが貼り付けられて柔らかい不確かな印象を抱かせられる。 


「MAN'06I」は、体格より細い腕が気になった。
一見力強そうな肉体だが、それゆえの苦悩があるような印象を抱いた 


「MAN'09」は、291x394cmの大作。
右側の顔は力強く見える。色の違いにより真横を向いていたり、斜めを向いていたり見える隠し絵的な要素もある。その権力のような強さに押しつぶされるように人が逆さまになっているが、ようく観ると一人ではない。更に近付いてみるとまた新たなことに気付かされる


「一輪」はSMの和紙にアクリルで陰影をつけずに平面的に描いている。昔の日本画をポップな雰囲気で今風にアレンジしているようだ
第7回大潮会南信支部展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

12日(日)まで、美博市民ギャラリーで『第7回大潮会南信支部展』が開催されている
6号〜100号の大作までの油絵32点や小中学生の作品15点を展示している



大潮会南信支部は2003年に設立。
戦時中も中断することのなかった「写実に立脚した作品を健康美術と称え、写実主義を絵画芸術の
最高の理念」と掲げる大潮会に毎年会員か出品している
今回は、昨年東京都美術館で開催された第72回大潮展で入賞・入選した作品を中心に展示している。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「錦秋の谷」(F100)平栗さんの作品は、風景の写実なのだが独特の筆のタッチや色使いにより、
模様のようにも見え、秋の谷がうごめいているような印象を抱かせる。緑の木が浮き出て見える


「龍角峰(5月)」(P8)塩澤(理事・審査員)さんの作品は、日本画を思わせるような繊細な描写で、
清涼感に満ちている。


「カラー」(F8)吉川さんの作品は、全体的に湿り気を帯びたような空気感に包まれて
花がしっとりとした色を放っている。額の中だけのムードのある世界が作り出されている。


「感動のマッターホルン」(F20)松川さんの作品は、鮮やかなブルーで現地の透き通った空気が伝わってきそうだ。頂上にかかっている雲が、その神秘さを引出している


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