アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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迫力のあるリアリスト〜諏訪敦〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


先週の、新日曜美術館のアートシーンのコーナーで
諏訪敦の作品展の模様が放映されて、強いインパクトを受けた。
今、東京の千駄ヶ谷で開催されている展覧会で
詳しくは佐藤美術館まで

展覧会名: 〜複眼リアリスト〜 諏訪敦絵画作品展
会  期: 平成20年1月17日(木)〜2月24日(日)
開館時間: 10:00〜17:00/(金)〜19:00
休館日: 月曜日 *2月11日(月・祝)は開館 翌12日(火)は休館
会  場: 佐藤美術館 3階・4階・5階
入場料: 一般:500円 学生:300円

諏訪

現在日本では、ジャンルを問わず描写系絵画の台頭が顕著にみられるが、そのきっかけを作ったのが諏訪敦であるらしい。
しかし、その超絶的描写能力だけでなく同時に表現されるエッセンスは、対象への問いかけとコミュニケーションにより支えられ、そのため作品の多くが人物画に占められているのです。
「よそよそしい私は、絵画を通して初めて他者と確かな関係を築いていると実感できる」と本人が語るように、デッサンを基本とした視覚情報の確認のみならず、取材対象との対話、各種機材による記録、生活空間の共有など、単に再現的意味においてのみ完璧な絵画を求めるにしては過剰で執拗とも思える、複眼的な情報の取り込みに裏付けられている事、描写という最も非効率的な手作業を経て物事を丁寧に追体験し、対象の美的側面以外の多面性を読み取ろうとする意志がこの画家の本質なのです(←
佐藤美術館の展覧会情報より)



放送で一番インパクトを受けたのは、衰弱したお爺ちゃんの作品。
眼を一瞬覆いたくなくような絵だが、そう思わせるほどリアルであった。
自分の父を描いたそうだが、写真にしろ写し撮るには
俯瞰すると言うか、人の感情や事情に土足で踏み入って行く様な側面があるだろう。
どこまで、そこに入れるか??
親の変容と言う受け入れがたい姿を熱烈に描写する。
そこに、芸術に対する意志の強さと、ある面狂気的な素質があるような気もする。

そして、そんな狂気になれない生活があるからこそ
僕もまた安全な場所で、その世界を俯瞰したいのである。


機会があれば、是非見てみたい展覧会だ!!

作品の一部は、諏訪敦さんのページ、
こちらから見られる。
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ムンク展を見て
1月6日まで上野の国立西洋美術館で行われている

「ムンク展」を観に行ってきた。
入口
(文章とその写真との関連はありません)

新日曜美術館と言う番組で紹介されて
ムンクの作品が一点でなく、連なることによって表現する世界が
完成する。そんな世界を構築しよとしたアトリエが世界で始めて再現されて
いると聞いて、また複製だが代表作の「叫び」の背景が
その隣に掛けられた「不安」という作品と実は繋がっていると聞いて、
これは面白い発見だ!!確かめてみたいと強く思った。

不安とマドンナ(以下絵葉書を撮影)
表紙

(マドンナは女性の移ろいさと憎悪を表現しているとも)


ムンクは自らが描いた作品の中から中心的な物に、〈生命のフリーズ〉と言う
名を付けた。それらは、人生で起こりうる出来事や生きていく上での悩み等を
彼の世界で表現しようとしていて、1つの作品として独立しているのでなく、
脈々と続いていく人生と言うか、人の運命的な事を表現しようと試みた。
その主なテーマとして、「愛」「移ろい」「不安」「死」というものがあり、
自分の人生の中で体験した大きな要素だったのだろう

病める子供
妹
(左上に悪魔が呼び掛けている様にも見える)

観ての感想は・・・・
ムンクは常に自分の感情に正直に生きていたのかなぁと思った。
並べられている作品の中には、サインが入っていないものが結構あった。
納得のいかない物だったのかもしれない。
また、ある人に頼まれて子供部屋一面に装飾として絵を飾る注文を受けた。
子供部屋と言うこともあり、キスしているところとか
相応しくない絵は除くように忠告がついた。
それでも、描かずにはいられないムンク。

声/夏の夜
官能的
(真ん中のラインは月の反射を、女性に対する官能的な面を表現している)


結局、その注文は破綻してしまうのだが・・・・
彼には、描かずにはいられなかったのだろう。
自分の意思やこだわりを、社会の中で変えずに貫き通す。
そして、その世界に絶対の自信を持っていたからこそ
大きな場(オスロ市庁舎やオスロ大学講堂等)でも怖気ずに
自分の絵を四方に飾ると言う構想が立てられたのだろう。

でも、その一枚でも充分に世界を作り上げている
そのエネルギーは決してマイナス的な方向でなく、
むしろ夢に向かっていく、ある種義務感のようなものに駆られていたのかもしれない。

到底、自分には持ち得ない気持ちの強さだと
絵から想像するには反対の気持ちになった

PS
絵が表面的に見えるのは、日本的な要素も取り込んでいたのかなぁ。。
奥行きがないことによって、非現実的な印象を上手く表現していると思った。

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アンカー展を見て
12月8日に渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで行われている
アルベール・アンカー展に行ってきた。

入口


アンカーは、19世紀のスイス自然主義の画家で、日本初の回顧展ではあるがスイスでは
大変な人気を誇っている。
スイス中央部の村インス村(ドイツ語読みでフランス語ではアネ)出身のアンカーは、
創作活動のためパリで暮らし、夏だけ故郷に滞在する生活を30年間送る。その間に描いた
作品は、村の子供や老人などの故郷の日々の生活を題材としたもので、パリの情景では
なかった。特に幼い少女を描いた作品はアンカーの代名詞となり、スイスの人々の心を
捉えて離さない細密で穏やかな色調で描かれた情景の数々は、我々日本人が見てもどこか
懐かしくぬくもりを感じ、宮崎駿のアニメ「アルプスの少女ハイジ」のイメージとも重なり親しみやすい作品である。                 (チラシより抜粋)


行って見ての感想は
「童話的な世界が広がっていて、その非現実な世界が心地いい」

でも、始めはあまりの写実さに輪郭線がはっきりとしていて
「まるで、人物だけを貼り付けたよう・・・」にも見えた。
しかし、鑑賞する作品が増えるごとに
徐々にその世界にも慣れてきて
人物が生き生きとしていて、アンカーの眼差しがつたわってくるようだった。

以下ハガキを撮影
牧歌的



アンカーは、肖像画の仕事もしていて職人としての
画力を兼ね備えていた。
人物だけでなく、その周りの小物や椅子などにも丁寧な描きこみがされていて
アトリエには、たくさんの裁縫道具があり
裁縫をしている姿を納得のいくところまで到達するのに、試行錯誤した痕跡として
数が増えていったのであろう。・・と

また、教育にも熱心に関わっていった。
支配的な教師の教えから、現代に通じる遊びや体験を通じて学ぶ仕組み作りに。
その眼差しが絵を通しても伝わってくるようだ

女の子


私が、特に感銘を受けたのは下の絵。
絵葉書ではあまり表現されていないが、とにかくこのおじいちゃんの帽子が
本物は立体的に見える。色の違いでここまで表現できるのか?と
思えるほどで、その部分だけが際立っていた。きっと一番苦労し気持ちが入って
いたのではないのかなぁと勝手に思い込んでいる。

帽子

展覧会情報
〜23(日) パッチワークに魅せられて 於:飯田市美博市民ギャラリー
〜25(月) 工房菜や、お正月  於:アートハウス飯田市上郷黒田
飯田信用金庫
〜26(火) レザークラフト展 於:橋北支店  〜28(金) 渡辺智恵・吉川徳子2人展 於:上飯田支店
〜28(金) H19地域文化功労文部科学大臣表彰受賞記念 「林和緒」展 於:駒場支店  
〜1/10(木) トールペイント展 於:上郷支店
〜1/18(金) 橋南折り紙教室「クリスマス・正月飾り」作品展 於:本店営業部ロビー

〜1/19(土) 流木アート・インテリア展 於:茶房「深山」(高森町)
〜25(火) 「ドローイング」山内孝一 於:風の谷絵本館(飯島)



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