アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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第70回南信美術展〜日本画・彫刻・工芸部門
JUGEMテーマ:美術鑑賞

6/1まで開催されていた南信美術展の作品のご紹介です

*撮影には許可を得ています

《日本画部門》
「新緑の伊那谷」手塚俊尚さんの作品は、緑が鮮やかな印象。描かれている風景は、写実と言うよりは原田泰司風なノスタルジーを感じさせる印象を抱いた。どこか模型の世界を観ているようなファンタジーな世界。それが写真ではない絵画ならではなの味を表現することなのかもしれない。


「山里の初夏」渡辺美智子さんの作品は、ピントがぴたっとあったような主役が明確な作品。墨の濃淡だけでこうも紙の地の白を活かせる技量に感嘆させられる。煙が立ち込めているかのようなグラデェーションが見事だ


「紫陽花」辻芙三子さんの作品は、ベテランならではの表現。タイトルからすると色鮮やかな紫陽花を連想させられるが、描いたのは枯れかかってる哀愁の漂う作品。箔を用いて形を絵に表現すると言うよりは、立体として表現しているかのようなざらざらした質感。日本画としてではなく、工芸作品に近い印象を抱いた。


《彫刻部門》
「浮く」麦島博晴さんの作品は、自然物と銀色の形とが織り交ざったオブジェで都会的なイメージを彷彿している。以前はただ集めたような形の作品が出品されていたが、格段に彫刻としての主張が感じられた。洋画でも出品している作家さん。


「爽春」松澤泉次さんの作品は、真っ直ぐに前を向き作者が正面から臨んでいる精神が伝わってきそうな作品。松澤さんは作年洋画で県知事賞に輝いた作家さん。


「猫の空間」林 袁造気鵑虜酩覆枠想の奇抜さで驚かされる。この方は、どうしてこうも自由な発想ができるのだろう!?型を抜いた石膏に色をつけて猫がそこに隠れているかのような雰囲気。写真では分かり辛いが、猫の形に凹んでる部分に色を塗っている。


《工芸部門》
「春風の丘」原田かつゑさんの作品は、キリッとした細く白い線が着物のを凛とした印象にさせ、また柄の模様が立体的で厳かな雰囲気を醸し出していた
          
第70回南信美術展〜洋画no.2
JUGEMテーマ:美術鑑賞

飯田下伊那のお勧めの展覧会はコレッ!!

6/1(日)まで飯田市公民館で『南信美術展』が開催されている。入館料:300円(一般)

前回に続き、今回も洋画・ジュニアの部のご紹介

今回は、洋画の部屋から彫刻の展示が見えて、視界に入ると当然期待感が増す。
今まで何で締め切っていたのだろう!?と思わせる新たな良い取り組み



*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「星降る午後」林敬子さんの作品は、不安な表情がよく伝わってくる。遠くの星が落ちてきているのは隕石だどうか?
左の花もモノクロで材質が木製のような硬い物を想像させられる。誰の心にもあるような、未来の不安を想起させられる。


「あしたへ」塩沢 純子さんの作品は、一見場所に不釣合いなヌードの男性!?足元の時計と先に延びる道には復興の兆しが伺える。この人物は現実にそこに居るのではなく、意志の具現化なのかもしれない。


「春を招ぶ瀬音」小林 安一さんの作品は、一目でその場所の清々しい空気が伝わってくる爽快感のある作品。
陰影もしっかりと描き、画面全体に緊張感を持って描かれている


ジュニアの部
「上山獅子舞」原 加那子さんの作品は、紙を貼った上に色を重ねてモザイク模様を作り出している。
極端に上を向いた獅子頭が、どう言う状態なのか一瞬疑問を抱いた。色の密集と分散も巧みに使い分けている


「今の俺」加藤 功司さんの作品は、複雑に入り組んだ彫刻作品だ。
上部の平たい板がついているところは、アンテナのようにも見える。その下の飛び出た棒はまだアンテナの立たない何か興味のある事の例えなのだろうか?観る面によって、違った形で色々な要素を想起させられる。
第62回 アンデパンダン展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

5/13(火)まで飯田創造館(小伝馬町)で長野県飯田 第62回 「アンデパンダン展」が開催されている。
出品作家は21名で油彩・アクリルの絵画から貼り絵、版画、切り絵、彫刻、工芸と様々な種類の作品が同一に飾られている
「アンデパンダン」のルーツはフランスで起こった美術運動で、作家の自主・自立を目指した活動。当地では、審査を行わず
出品した作品は分別なく飾られる。



*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

長瀬 百重さんの「Mirage(蜃気楼)」の作品は、窓から部屋に射し込む陽光が暖かい。
しかしそれとは対照的に、椅子に掛けられたレースの服から寂しげな物語を想像させられる意味深な作品。



久保田 裕さんのアンコールワット(ランプ)は、細かいビーズで寺院の建物を表現している。角度によって眩しく光が漏れる場所があり、輝きを与えている。また、上部の切込みが影となって壁にその形を映し出していて、より幻想的なイメージを醸し出している。



大島 せい子さんの「食卓に座す母」は、バックの色に線で象って表現している。感覚を頼りに生きた線で
切り取ったのが作品にワンポイントを与えている



後藤 信彦さんの「異次元の交叉」は会場で目立ち異彩を放っていた。
作者のイメージから生まれた形象で、私が草がうねっている様子に似ていると伝えたら、特に何かを意識している訳ではないと言っていた。


本島 昭子さんの「さくら」は、油絵や水彩画が並ぶ中にあって日本画に似た淡くて繊細な表現をしている。
よくよく見てみると、和紙を貼っていることが分かり、透けて見える花びらや間の活かし方に思わず息を呑む。

アトリエ開放展〜part2
引き続き中川村アートセンターから・・・

入り口から正面に見えたのは、迫力のある男の絵画
作家は杉沢 光(静岡県出身)さん。遠くから見ると鼻の下が色彩で膨らんでいるように見えるが、近づいてみると実際にも絵の具を重ねることによって盛り上げていた。他の作品と同様に、どこか悲壮感漂う作品で、訴えかけられる力を感じた作品。
この絵に触れられただけでも、来た甲斐があったと思えた作品。


紙をくしゃくしゃにしたような作品が3点程並べられていた。実際には塗膜が捲れていて、生滅をテーマにした作品。
ストリッパーと言う剥離材を完成した顔の上から掛けて削っているのかも知れない。
CGでは表現出来ないリアルな捲れが、ショックなシーンをより強く助長している


藤沢 まゆさんは、植物や動物、自然を入り交えた世界観のある物語を作り、それを作品の中で表現している。
昔鯨と象が一緒に空を飛んでいた時・・・
微笑ましい雰囲気のある作品だが、よくよく見ると細かい模様だったり不思議な文様があったりと作家の個性が滲み出ている。
形にもインパクトがあった。



こようちちろ(群馬県出身)さんの作品は、肩の力が抜けた自然体な感じ。
私は、作品から読み取れる意図は何だろう?自分はどこに共感を抱けるのだろうか?と意識しながら鑑賞しているが、
この作品に出会うと、「もっと直感を信じて、言葉に置き換えないで感じればいいじゃん!?」と言われているような
気がしてくる。「この感じ良い!!」とか「素敵!!」の一言で表現したいとは思わないのだが、
直感に自信を持っているかと問われれば不安を感じる。・・・私は頭でなく心で感じるのが苦手かもしれない・・・
そんな事を考えさせられた作品


最近、遠方等の展覧会でイベントがある場合、なるべくそのイベントに合わせて観に行こうと計画を立てる。
今回のアトリエ開放展でも、「モンゴルズ」と言う団体がストリートパフォーマンスをすると観てあわよくばと期待していた。
しかし、在廊日には5日とあったのに(周ったのは5/5)会場は3,4日しか開いてないと書かれていた。
ショッピングセンターチャオで、そんな不安に答えべくチラシを手にしてなんとか観る事が出来た


私が訪れたのは、16:00〜のJomyak即興セッション@北島遊  
1部では中川村で集めたと言う音をミキシングして曲を作り、曲に合わせてコンテンポラリーダンスを披露する。
始め北島さんの作品を鑑賞している普通の人風だったが、時折何かに操られているように身体が戻ったり、不穏な動きをする。
次第に自分の意思がそこにないのような表情になり、とり付かれたように体が動き出す。やがて、客席に乱入し勝手に見学者の物を身に付け、傘で次の方向を決めたり・・・
   

2部は、中川村に滞在している2日間の内で作ったと言う歌を披露。


投げ銭募集で幕を閉じた。
ギャラリーは少なかったが、その分アットホームな雰囲気であの時あの場所でしか体験できない事に触れられた。

 
アトリエ開放展〜中川村のアーティスト・工芸家たちの芸術祭 part1
JUGEMテーマ:美術鑑賞

中川村でアトリエ開放展〜中川村のアーティスト・工芸家たちの芸術祭が
5/3〜6まで開催されていた。


この企画はマップを基に開放されているアトリエ(工房・店舗・工場等)を見て周るという企画。
日によって見られない場所もあり、どこをどう巡るかに寄って人それぞれの感じ方も違うし、アーティストや職人と
直接話が出来る・見知らぬ土地の空気が吸えると言った特徴のあるイベント。
始めは工房系の売りを目的としてるアトリエが多いなぁ〜と言った印象を抱いていたのだけど、去年位から作品を見せる場所も
増えてきて、それに伴って人気も出てきたような気がする。
良い物をじっくり話を聞いて納得して欲しい人、休日の目玉として巡回してアートに触れたい層の両方に通用するイベントになりつつある。。
今回は、鑑賞する場所だけを目指して向かいました。

ショッピングセンターチャオでは、大宮のぞみ、和薫、伊藤三園さんの展示とgomi hizuruさんによる似顔絵をその場で描くコーナーがあった。
小屋にチョークで落書き出来るコーナーがあったりして、お子さんが楽しそうにいじっていた。
その小屋の中に、伊藤さんの切り絵の作品があり蝶の模様の先端がとても細かい。
また、バックに薄い色を塗ったのか分からなかったが、見る角度によってちょうど切り絵と重なる配置に水色がある。
ただ見るのではなくて、観る者をちょっと動かせる仕掛けを持っている作品


次に向かったのは、始めて拠点として設けた中川アートセンター。ここでは、東京・群馬・静岡など遠方からのゲスト作家を中心に若手先鋭作家の作品をラインナップ。ギャラリーショップも併設。5/4にはシンポジウム「行き方としてのアート/技芸としての農」が開催された。入場料500円。シンポジウム参加費800円だった。

まず、美術館と言った専門の場所でなく工場と言う場所が面白い。駐車場から会場に向かう所で工場内部の見学も出来る


会場は、白い壁がありきちんとした展示スペースを作り上げていた。
実行委員長の北島さんから訊いた話では「壁の基礎は依頼して組み立てて貰ったけど、白い布(ビニールっぽい素材)は自分達で貼った。設営に時間が掛かってしまいパンフとかの広報が後回しになってしまった」と、苦労が伺える。
設備面で費用がかかっていて入場料が必要なのは仕方ないと感じるが、作品の良さとの帳合いが難しい課題だとも思う。
また、今回はパネルで参加アトリエのオーナーのインタビューの模様を紹介していて、訪れてもなかなか聞けない深い所や地域を大切に思っていることが伝わってきた。ちょっと訊いてみたいことを展示する試みは気が利いていると思ったし、参加オーナーの株を上げる役割も果たしていると思った。
 

橋口 優さんの「見事雲を演じたその子は10年後有名なダンサーとなる」の作品は、長いタイトルだがそれにより子供の頃見たような心境に思いを巡らさせられる。誰でもやったことのありそうな、でも現実ではない空想の世界の中だったようなおぼつかない感覚にさせられる。シュールで顔の表情が伺え知れない作品が並んでいた


part2に続く



 
第10回現代の創造展〜日本画・版画編〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
3/7(日)まで、飯田市美術博物館で『第10回現代の創造展』が開催されている
観覧料が大人310円で月曜日休館。開場は9:30〜17時まで
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道の6部門と学芸員企画の計144点と長姫高校美術部の展示

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「猿」矢澤 清子さんの作品は、毛の一本一本まで繊細な筆致で描かれている。
作者の動物に対する愛情の温かみが感じられる


「庭園図〜十石十色〜」上村朱里さんの作品は、日本画独特の平面さとそれによるデザイン的な
趣向が感じられる作品。屏風風に横に繋げたサイズに独自性があるが、限りなく特色を廃しているのが彼女の特色のような気がしてくる。 


「静かな日」今村 晴雄さんの作品は、水の表現が巧みで清々しい気持ちにさせてくれる。


「Tangled 10-1」尾曽 美和子さんの版画は、地下でうねうねと生命の誕生のような神秘的な動きが表現されているようだ。立ち止まって観ることによって、徐々に見えてくる世界があるような想像を掻き立てられる要素を持っている


「チャイニーズティー」安藤 睦子さんの作品は、一息入れたい気持ちにさせてくれる軽やかな雰囲気。でも、写実でなく抽象でなくの中間に位置していてファッション的なセンスの良さが感じられる。
第10回現代の創造展〜洋画編
 3/7(月)まで、飯田市美術博物館で『第10回現代の創造展』が開催されている
観覧料が大人310円で月曜日休館。開場は9:30〜17時まで
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道の6部門と学芸員企画の計144点と長姫高校美術部の展示
洋画部門は41点

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「Cat house」野口ゆかりさんの作品は、まず女性の生々しいようで不気味さのある顔に眼が行ってしまった。去年の南美展では下からのアングルの迫力のあるかわいらしい猫を描いたが、今回は壁と一体となって空想しているようにも見える。人物と猫の組み合わせは彼女の作品に以前もあった記憶があるが、後ろを向いていたり今回ほど主題的に人物を捉えた作品は初めて見た


「弁(はなびら)」代田ゆかりさんの作品は、おそらく目の細かい綿にアクリルで描かれたのだろう。
よく綺麗な色彩の作品で楽しませてくれるが、今回はよりマクロな視点でまるで写真のように描かれている。それでも、ところどころにある斑や色の塊から体内のようにも見え様々な意図が含まれているのだろう。


「麦畑」近藤二美さんの作品は、一見すると何が何だか分からない抽象画。でもその所々には実った穂が見え、またひし形の枠取りや幾何学模様の三角形が散りばめられていて、肉眼では見えない何かを啓示しているのかもしれない。勢いのあるリンゴの木の近藤さんというイメージがあるのだが、今回は麦にスポットが当てられている。


「白ぼたん」牧内則雄さんの作品は、日本画調の立体感と雅な雰囲気がある。この方の作品を見た記憶がなく南美の役員の方にたまたま伺ったら、「今回始めて出品を依頼した方で技法もアクリルと岩絵具を使ったミクストメディアではないか?」と。新しさのあるこれからの作品が楽しみな作家の一人だ


「作業所展望」熊谷久洲男さんは、どこか自分の居場所のような落ち着きの得られる作品。と言うのも、よくこの構図や題材が描かれているのだが、今回はなぜか塗り重ねられた重みや迷いの無い境地の居心地の良さのような気持ちにさせられた。明るさが増して荒廃的なイメージが起こらなかったからかもしれない。
第10回現代の創造展〜陶芸・学芸員企画
JUGEMテーマ:美術鑑賞

3/7(月)まで、飯田市美術博物館で『第10回現代の創造展』が開催されている
観覧料が大人310円で月曜日休館。開場は9:30〜17時まで
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道の6部門と学芸員企画の計144点と長姫高校美術部の展示



毎年開催される当地域でのトータルな美術展で、所属団体や実績、年齢といった枠組みを取り払った推薦により作家を選定し、賞などを設けずに同列に展示する企画展。
最近作の紹介と新鋭作家の育成と言う長期的展望に立った目的もある。

当地でも様々な創作への工夫や斬新さが見て取れて、決して陳腐な作品に陥らない努力が感じ取れる。

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆


「しぼりたて」伊藤晶子さん(染色)の作品は、色鮮やかで生命の根源のような生命感溢れるイメージ


「みえたはずなのに」小木曽宏光さん(陶器)の作品は、壷の上に中を隠すように白い棒を載せている。ようくみると般若心経の文字が刻まれており、悟りの心境を表現しているのか?とも考えさせられる


「〈漆彩〉昭」佐々木敏彦さん(漆)の作品は、今までにないようなグレーのバックと明るいグラデェーション。まるで宇宙の映像を見ているかのような気分にさせられた。


学芸員企画の根羽村在住で「写真新世紀公募展」で優秀賞を受賞した土井弘介さんの
「平成箱詰人類図鑑」。エレベーターの中の人の模様だが、よく許可を得てなのか分からないが
この場所でシャッターがきれたなぁと思う。まず客観的に観る事のない空間であり〈自分が乗らない限り見れない場所だから)眼の付け所がいいなぁと思った
 
リア美と後藤一夫遺作展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
26日(火)まで、飯田創造館で『リア美と後藤一夫遺作展』が開催されている
会員の作品58点と後藤さんの日本画34点の展示



主催のリアリズム美術家集団は、日本美術会に出品している人が多く
当地で開催される「アンデパンダン展」にも意欲的に参加している。
「自分と自分の中から感じるリアリティー」を追求しているとあり、
その画風の個性が強く感じられる作者も。
評価や賞といった位置決めを美術に持ち込まない団体の集まりで、南信美術会から独立した

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

故 後藤一夫さんの「神の峰」。木々の緑が光っているように見え、雲は繊細ではかない印象の残る作品。
後藤さんは第一回アンデパンダン展や第一回リア美展に出品や中央の日本美術会アンデパンダン展に出品や松尾公民館での教室の先生など、当会や地元の美術界に多大な貢献を果たしている。


「MYパレット」岡島邦子さんの作品は、油彩のパレットに粘土のように油絵具を豪快に盛って描かれた迫力のあるトラ。鼻にはプラ容器。牙にはプラスチックの破片が使われていて発想の展開が面白い。上の絵具の塊からHAPPY NEW YEARと言う文字が浮かんできそうだ


「Fさん」山本愛子さんの作品は、遠くからでもそのオーラのような気が感じられた。
深い色の沈むような帽子に、明るい顔が浮かび上がって見えるメリハリの効いた作品


「老人とりんごの木」松下 拡さんの作品は、平面的だがりんごの情熱的な描写が力強い。
赤や黄色の上の層の色を掻いて下地の緑を出している。男性のどこか浮かない表情と
青色の服が観る者に現実を訴えているようだ。


「南アルプスを望む」原 東彦さんの作品は、黄金色に光る大地が、水の流れのように表現されていて、その土地が持っている豊かさが感じられそうだ。 
第4回信州伊那高遠の四季展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

伊那市の高遠城址公園内にある、信州高遠美術館で
『 第4回信州伊那高遠の四季展』が開催されている。



審査員に平山 郁夫氏が入っている公募展で、伊那市の風景や情景が描かれていることが条件で、
今回は500点近くの応募があったと言う。
その内の、入賞・招待作品を信州高遠美術館で展示している

会期は、平成21年8月1日〜9月13日(日) 会期中無休
入館料:一般500円 小中学生150円

他に、高遠町総合福祉センター、地域間交流施設・市立図書館・伊那生涯学習センター・
    かんてんぱぱホール・竹内徹美術館でも入選作品を展示



大きさの制限によって、油絵よりも日本画の方が繊細で雰囲気がよく出ていたように感じた
思い込みがあるのかも知れないが、油絵の色の強さによる迫力が発揮される大きさでは
ないのかなぁと思えた。
館内は撮影禁止となっているので、タイトルをパシッ!!


信州伊那高遠賞の「凛」森本千穂さんの作品は、日本画でコントラストが強く、りんごの木が着物の
模様のような複雑さで描かれている。下のパンフの左側の絵。

「過去へ渡る橋」井上伝蔵さんの作品は、桜に囲まれた城門を下側からのアングルで、堂々と表現している

「小さい道」中島順平さんの作品は、森林に囲まれた池が手前にあり、朝もやのようなジメッとした空気感を巧みに表現している。

「浅春城下町」小林安一さんの作品は、高台から見下ろした町並みの眺望を誠実に再現している

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