12/27(日)まで、飯島の風の谷絵本館(飯島文化館の先)で『山内孝一 ドローイング展』が
開催されている。 ドローイング作品30点、インスタレーションのスクリーン8点、ワークショップの写真等4点の展示。24(木)は休み。
今年で3回目となる展覧会。
山内さんは、中学の美術講師をしながら自然農法にも取り組んでいる生活の中から
感じたことや想いを原動力に作品作りに取り組んでいる
今回も「共鳴シリーズ」・「ミラーシリーズ」等のドローイング作品を中心に、この1年間に
他の展覧会等に出品したインスタレーション等の写真や表具師木村憲司氏とのコラボレーション作品も
展示していると言う
*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆
「ミックスライン」のコラボレーションによる作品には、〜こころ鎮まる時 突然そこに円相が出現する 観るとそれは回転している〜の説明書きがある。昔は和室でこころ鎮まる時が日常だったのが、今では
特別な事になってしまったのかもしれない。鎮まるイメージを喚起させられ明るい気持ちになる作品
東京都美術館で開催された「New Artist Unique展」に出品した模様のスクリーン
コケのように壁面にへばりついているようにも見えるし、ザザーと言うような音が
聞こえてもきそうな気持ちにさせられる
「ミラーシリーズ」の作品。添え書きには、線をそっと目で追うと白い壁より色の風が吹いてくる。
とあった
「ミックスライン」生まれたてのような弱いラインが、それでも途切れずに繋がっていて
微妙なバランスで構成されている。弱いけれども生きているような自分への想いとリンクさせられる
絵本館の正面の壁には、原 隆夫さんによるKANDATAシリーズの作品も展示している