15日の日曜日まで、飯島町のヤナギヤ・アミカホール2002で岡田和子さんによる
「The inside」展(インスタレーション=空間設置)が開催されていた。
細い糸や太い糸、毛糸や木綿糸をつなぎ合わせホール一面に張りめぐらせられている
密度のある所や透いている所などのメリハリがあり
そこに作者の意図した思いやセンスを考えさせられる。
作品と対峙するのでなく、その中に入って様々な角度から眺め感じられるのも岡田さんの作品の
特徴ではないだろうか??
様々な角度や視点で見られるからこそ、より多くの捉え方が出来るのだろう。
でもやはり、その色合いや太さの違いから毛細血管の中にいるようなイメージを抱かせられる。
床を伝っていく糸は太く動脈のようでその鼓動が聞こえてきそうだ。
壁に這わせた糸からは、より複雑な形状が際立ち人知を超えた構造や世界が広がっているように見える。ところどころに糸の塊があり、その多様さから色々と連想できて面白い!!