アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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ヒョウタンランプ展〜久保田裕
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/22(火)まで、小伝馬町の創造館ふれあい創造ギャラリーで『ヒョウタンランプ展』が開催されている
ビーズを埋め込んだり切り込み、浮かし彫り等様々な技法や装飾を施したヒョウタン約55点を展示している。

*撮影には主催者の許可を得ています



ヒョウタン制作を始めたのは今から15年前。一般に販売されている「ステンドグラスのスタンド」が目にとまり、ヒョウタンで
この加工が出来ないかと思い取り組むようになった。
自宅で栽培しているヒョウタンを用いて、電動ルーターで穴を開けてグラスビーズやガラスをはめ込んだり、はめ込んだあとから切り出しをして網目状に模様を作ったり、様々な形象と色とりどりの光が会場に溢れている。
一個の作品が出来上がるまでに、およそ20日程かけると言う。それも納得できる程の精緻な模様だ。
デザインのアイデアに、虹の色彩の変化やステンドグラスの絵柄などを参考にしている。また、今回すかし彫りに初挑戦をして、特に牡丹の絵柄が得意で作品に映える雰囲気を持っていると感じている。
穴を開けるのにルーターでいきなり開けるのでなく、した穴を開けてから出ないと割れてしまうことが多いと言う。また。構造的には埋め込んでいけば折れたり崩れたりすることはないと言うが、切り込みの細い部分にあるビーズは、先に埋め込んでから模様に沿って切り抜いていく作業を要する…と久保田さん。
展示作品の購入希望も受け付けています。

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「虹縦模様」は、ビーズが細かく宝石のような輝きを放っているかのようだった。小さい穴から洩れるカラフルな色合いが幻想的!!


『切り込みビーズ』は、写真では分かり辛いが切り込みで残したラインの所にビーズが埋め込まれていて、黒く塗りこんだヒョウタンが大人の雰囲気を醸し出している


「スカイツリー」は、ヒョウタンを幾つか組み合わせて作成されている。ヒョウタンの自然の歪みがタワーの味となっている!!


「透かし彫り」は、皮を薄く削って牡丹が浮かび上がるようにしている。周りの網目模様も工芸品としての技の確かさが窺える。


虹螺旋は、よくこの隙間に穴が開けられたなぁと感心させられた作品。配置も流れるようで優雅な雰囲気を漂わせている。





 
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