アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」
JUGEMテーマ:美術鑑賞
7/29(火)まで、上郷黒田のアートハウスで『川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」』が開催されている。
服飾の作品を中心に約25点の展示
 
*撮影には主催者の許可を得ています



現在は自身のブランド「esperluette・paris」を立ち上げているが、服飾に関わったのは10年前位から。
それ以前には絵画等を取り組んでいたが、立体で日常で着れる洋服の魅力に気付き服飾に関わるようになった。
蚕と言う動物や肉体的な関わりのある絹を使った作品作りに取り組んでいて、特にフランスでは立体裁断による縫製で
人間の動きに合わせて造られているし、着た時のフィット感が違うと川手さん。
コンテンポラリーダンサーとのコラボレーションにより、肉体と服との関係にスポットを当てたり
面白いと感じられるようなアート的な要素を内含していきたいと、その一つとしてポケットに服が全部収まってバックになる
と言う発想の転換を図ったワンピースも。
また、身近に身に着ける物から、社会の仕組みを見つめるきっかけ作りをしていきたいと、ファーストファッションの安さを可能にしている裏にある、幼児からの労働を虐げられる事情なども並列して紹介している。それにより、その服そのものでなく
世界へと想像が広がっていく、現代アート的な作品が装置となって別の視方を示す表現をしている。。
いずれにせよ、ここ飯田でこう言った問題提起をするアーティストはまだ希少でこれから増えていくと思う。。

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

派手は印象を受けるこのドレスは、糊をつけた所にフロッキーを吹きかけ、つけてない所を振り落とし後に色をかけた作品。
緑色の部分が盛り上がっていたのでより強い印象を受けた


色使いは派手なのに、大人のような雰囲気があるのが不思議だと思えた作品


「独楽(コマ)スカート」は、着た人が回転することで色や模様が混ざり合いイリュージョン的な変化を想起して創られた作品。


セリーヌ・ドミニックさんの絵をスカーフにした作品も。
セリーヌさんはフォトグラファーから美術の先生をしている方で、今度コラボレーションをすると言う。
どんな風に作風が科学変化していくのかとても楽しみだ!!
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