アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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喬木カメラクラブ写真展
「喬木カメラクラブ」の写真展が3日(日)まで
飯田市美術博物館市民ギャラリーで開催されている

入口


同クラブは戦後まもなく数名の有志から発足し今は17名。
メンバーは喬木村在住の方が多いが、村外の方も数名おり、
村内外を問わず広く写真を楽しむ仲間が増えることを願っている。
活動は例会を行わず、年2回の撮影会とその後勉強会を開催し、
季節の移り変わる中で、互いの感動を分かち合い創作活動に励んでいる。
また、村主催の文化祭などでも発表している。
当クラブでは、初心者でも大歓迎で入会を募っている。

展示は全部で60点

全体


風景から祭り、人々の風情、動物、空港、廃車…と対象も
兵庫、宮島、中国、浜松動物園、志賀高原…と場所も様々
「阿島祭NO3」(喬木村阿島)
祭り


「落ち葉とアルプス」(中川村)は、何とも幻想的な作品。
アルプス

「投景」(乗鞍高原)は、上約1/8だけが水面上の光景と言う大胆な構図。
遠くから見ると、逆さに間違えて展示しているのではないかと思う作品。
逆さ


今回は、珍しく鑑賞者が気に入った作品を3点選んで投票する
「気ままランキング」を開催している。

投票用紙

ただ単に一通り見て終わるのでなく、自分の中のお気に入りを選択する。
何が自分の中で沸きあがってくるのか??
作品を見ながら、自分と向き合う・・・そんな事が出来るきっかけになる
面白い企画だと思う。
用紙がなくても、是非展覧会や美術館等に行ったときは
自分の中のベスト。
印象に残った作品を、少し振り返ってみたい。
(このブログはその振り替えで作られているのだが…)

あと、受付で渡される作品のご紹介の裏には
使ったカメラやレンズ、フィルム等が記載されている。
ベルビアってフィルムがあるんですね…
始めて知った・・・








JUGEMテーマ:美術鑑賞


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アートハウス企画写真展「正月」
アートハウス企画写真展「正月」−2008 それぞれの視線ー
が2月5日(火)までアートハウス(上郷黒田)で開催されている。

年齢も職業も様々な16人が、それぞれの感性で写した「正月」を展示している。
写真家に限らず、北村月香さんや林正彦さん、山内孝一さん等、絵画で個展を
開いている人も参加している。

一人一人に新聞紙1ページほどのスペースが与えられ、そこに展示されている
写真の大きさや数は作者の意図によって自由に構成されている。

全体



山内さんの作品は、自分の表現の世界をそのまま写真にも反映させたような作品

山内


「錯覚」と言う題名は、大晦日の12時から15分は0月と言う
時が存在するのではないか?と面白い視点で語っている。
正月の錯覚




写真の下に、メッセージが書かれていて
詩のある写真集を見ているような気分にさせてくれる。


合成


箱

1/28週の展覧会情報
1/28週の展覧会情報           *は入場料要
〜2/11(月) *特別陳列 骨は語る 於:飯田市美術博物館
〜2/11(月)*菱田春草と飯田の美術5 鈴木芙蓉特集 於:飯田市美術博物館
〜2/11(月)*特別陳列 広瀬忠一の染めと織物 於:飯田市美術博物館
〜2/3(日)*我が家の福助人形展、原紀久野コレクション 
               於:竹田扇之助記念国際糸操り人形館(座光寺)


〜2/3(日) 喬木カメラクラブ写真展  於:飯田市美博市民ギャラリー
26〜2/3(日) 下伊那教育会書道同好会作品展 於:創造館(小伝馬)
23〜29(火)南信書道会会員による小作品展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
30〜2/5(火) 人物を描く会展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜2/5(火) アートハウス企画写真展 於:アートハウス(上郷黒田)

〜31(木) 喬木村風景写真コンテスト展 於:椋鳩十記念図書館(喬木村)
〜31(木) 漫画家・猫十字社原画展 於:カラオケメトロポリス(知久町)
〜31(木) 筒井寛写真展 於:JA河野支店(豊丘村)
〜31(木) 四季を彩る絵手紙展 黒河内秀幸・路枝 於:特養かざこしの里(三日市場)
〜31(木) かわらんべ写真講座第3期生卒業記念展 於:信毎ギャラリー飯田(本町)
〜2/4(月) 川路の清水・北沢写真展 於:りんご庁舎(本町)
〜3月初旬 今村さんの水彩画展 於:JA生産部会議室(鼎東鼎)

飯田信用金庫

〜31(木) 新春墨彩画展 今牧慈水 於:東野支店
〜31(木) 平成19年地域文化功労文部科学大臣表彰受賞記念 林和緒展 於:駒場支店
〜31(木) 新春木版画コレクション展 「安藤広重作東海道五十三次」於:上飯田支店
〜31(木) 「母べえ」杵原ロケスナップ写真展 於:山本支店

飯田市美術博物館 美術ワークショップ「体を使ってお絵かきしよう!」

前沢知子さん(現代美術作家)の指導で、手や足などに絵具をつけ、体を使って絵を描く。
2〜10歳対象

日時・会場 2月11日(月)午前10時〜同館
定員  30名
申込方法  往復はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し
〒395-0034
飯田市追手町2−655−7飯田市美術博物館
「体を使ってお絵かきしよう!」係りへ郵送

申込締切 1月31日
問合せ 22−8118 同館
ワークショップ


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南信書道会会員による小作品展
南信書道会会員による小作品展が吾妻町の中電ふれあいギャラリーで
29日火曜日まで開催されている。

かな文字や篆刻があったりと一つの表現にとどまらずに展示されている。

中電入口

全体」

「雪舞」の作品は、字数が少ないながらも円熟した丸みとバランスが保たれている

雪舞



中には、光りの具合で金字に見える作品もある。
金色を墨と混ぜたのだろうか??判別がつかなかった・・・

金の字


また、「一華五葉」は荒々しい筆使いで勢いのある作品。

筆使い
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粋三人展
飯田市美術博物館で「粋3人展」が27日まで開催されている。
洋画の麦島博晴さん
七宝の中山加世子さん
日本画の今村晴雄さんによる3人展。

美術団体で互いに親しくなり、度々酒を酌み交わしたことから「粋」と名付けたらしい。

入口


会場に入ると
赤を基調とした、麦島さんの大作が目を引く。
(撮影した日はとても寒くレンズが曇ってしまった・・・)

全体


左側の壁に8点飾ってある中山さんの作品は
七宝で、画面が金色の線で仕切られて描かれている。
照明の灯りが所々で反射していて、輝いて見える。


「小鳥と私」は実際は平面的な作品なのだが
人物が柔らかく膨らんで見えるような錯覚に陥る。
素材も硬いのに柔らかさが表現されているのが凄い!!
小鳥と私



正面には抽象画の麦島さんの作品が7点。
全体的に赤でパワーに満ちている印象を受ける。
「廃生」というタイトルの作品がシリーズであり、
伺ったところによると「無くなって、再生する事をテーマにした。」と
あまり多くは解説せず、観る人が自由に捉えて欲しい感じがした。

何かを造り出す機械なのだろうか?機械の左側には
有機的な水があるようにも見える。
全体的に白い色でもやを描き、うっすらと分かる。見ているような光景にも
見える。なにが生まれるというのだろうか??

廃生


右側には、日本画の今村晴雄さんがF6〜F150の大作まで7点展示している。

「映」と言う作品は、水の反射が心地良い気分にさせてくれる。
日本画の特徴だと思うが、淡くみずみずしい色合いで、丁寧な筆使いが
写実的な世界を仕上げている。

映
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新春墨彩画展〜今牧慈水〜
今牧慈水さんの「新春墨彩画展」が31(木)まで
飯田信用金庫東野支店ロビーで開催されている

東野支店


今牧さんは、96年から墨相画心統一筆法創元・武井泰道さんに師事し、
全国公募日本墨相展では2度の大賞や東京都知事、大阪美術館長賞など多数受賞している

「今回は、お正月の絵柄を中心に南天、獅子舞、鶴等、親しみ易い作品を並べた」
と本人談。

入って見ると、まずは「立雛」が迎えてくれる。

よく見る構図だが、着物の模様とか細かい線がきちんと描かれている

たち雛



何回か、慈水さんの作品は個展や南信美術展、2月に行われる現代の創造展で
見る機会はあるのだが、壮大なスケールと力強い人物の描写を描いている作品の印象
が強い。

「飛翔富士」
飛翔富士



しかし、今回は割りと軽いタッチで仕上げた
俳画調な作品や書もあって趣向を変えて展示されている

春を待つ



こう言った力を抜いたような絵こそ
構図や筆使い等馴れが必要だろう。
線に迷いがないようである。

初春


日本画には、背景を思い切って省略して描く場合がある。
その対象だけがピックアップされて、さらにそこの世界が広がっているように
枝とかの先端を描く。

絵に関わらず、無駄を省く捨てるということは昇華させることにつながるのかも
知れない。あれも欲しいこれにもなりたいと思っていたり、ついついあまり必要で
ないものが周りに増えてくると、充実した時間を作れないのかなぁと・・・
絵を鑑賞しながら思った。。。。
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四季を彩る絵手紙展 黒河内秀幸・路枝
四季を彩る絵手紙展が三日市場、運動公園の近くの
特養かざこしの里で1/31(木)まで開催されている

かざこし


小池恭子さんの教室に通ったのがきっかけで、夫婦で絵手紙という
同じ趣味を持つようになった。また、秀幸さんが職場で絵手紙サークルを
指導していたが、退職をきっかけに新たなサークルを作りそこに2人で
参加するようになり、自分の所の畑で育てた物を題材にしたり身近な物を
モチーフにして描いてきた。・・・・そうである。


ロビーに入ると会場一面にハガキや小品がならんでいる。
その多さに驚く
全体


一つ一つ見ていくと
絵手紙の中でも力強さが滲み出ていた
力強い



また、描く対象への愛情や興味と言ったものが
ひしひしと伝わってくるように、何枚も同じモチーフで描かれている作品も…
蟹



ここで、紹介しきれないほどたくさんの作品と雰囲気があり、面白さがある。
絵手紙では珍しい風景がなどもあり、自由に楽しみながら描いているのが伝わってくる

また、女性的なお雛様や細めの線の作品も
ハガキに拘らず小さいきれの作品もあった。
height="600" alt="やさしい" class="pict" />



面白いなぁと思ったのが、この傘を紙で作った作品。
立体的で、変化があっていい。。

傘



この他にも、ハガキに関わらず多様な表現がされていた。
具体的には、うちわ、ハガキ掛け、布袋、絵馬、貝、切り株等

また、黒河内さんが描いたハガキでなく
送られてきたハガキがビニールのスクラップに入って展示されていて
送った人の個性がそれぞれ出ていた。
結構、木版画を使っている作品〈年賀状も)も多いのだなぁと思った。




JUGEMテーマ:美術鑑賞


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1/21週の展覧会情報
1/21週の展覧会情報           *は入場料要
〜2/11(月) *特別陳列 骨は語る 於:飯田市美術博物館
〜2/11(月)*菱田春草と飯田の美術5 鈴木芙蓉特集 於:飯田市美術博物館
〜2/11(月)*特別陳列 広瀬忠一の染めと織物 於:飯田市美術博物館
〜2/3(日)*我が家の福助人形展、原紀久野コレクション 
               於:竹田扇之助記念国際糸操り人形館(座光寺)


〜27(日) 酔 三人展 於:飯田市美博市民ギャラリー
〜22(火) 「アトリエK」のデッサン展 於:創造館ふれあいギャラリー(小伝馬)
26〜3(日) 下伊那教育会書道同好会作品展 於:創造館(小伝馬)
〜22(火)新聞掲載文挿入画原画展 原田充朗個展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
23〜29(火)南信書道会会員による小作品展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜26(土) 菅沼昭彦 雪山風景油絵展 於:下瀬しあわせ村 (下瀬)
〜27(月) 小松義雄生誕104歳記念個展「春に先駆け香気漂う文化の華展」於:くましろホール(高森町下市田)
〜31(木) 喬木村風景写真コンテスト展 於:椋鳩十記念図書館(喬木村)
〜31(木) 漫画家・猫十字社原画展 於:カラオケメトロポリス(知久町)
〜31(木) 筒井寛写真展 於:JA河野支店(豊丘村)
〜31(木) 四季を彩る絵手紙展 黒河内秀幸・路枝 於:特養かざこしの里(三日市場)
〜3/3(月) 熊谷元一作品から探る〜阿智村時空探検隊展 於:熊谷元一写真童画館(阿智村)

飯田信用金庫
〜25(金)「南画展」佐々木清 於:橋北支店
〜31(木) 新春墨彩画展 今牧慈水 於:東野支店
〜31(木) 平成19年地域文化功労文部科学大臣表彰受賞記念 林和緒展 於:駒場支店
〜31(木) 新春木版画コレクション展 「安藤広重作東海道五十三次」於:上飯田支店
〜31(木) 「母べえ」杵原ロケスナップ写真展 於:山本支店

〈展覧会場の紹介〉
飯島町のアミカホール
yanagiya

飯島駅のすぐ近くでこの建物の向かいには町営の広い駐車場がある。
2階が展示スペースになっている。
オリジナル商品として、飯島町産サツマイモ「こがねせんがん」を使った、うどん「こがねうどん」と焼酎「穆王(ぼくおう)」や
パンなどを扱っている。

場所についてはこちらへ


新聞掲載文挿入画原画展 原田充朗個展
中電ふれあいギャラリーで
「新聞掲載文挿入画原画展 原田充朗個展」が22日〈火)まで行われている。

新聞に掲載した文と原画42点を紹介。数年前に一人旅をしたマレーシア、
初夏に訪れた西アジアのコーカサス3国の風景や街並み、人々の暮らしなどを展示している。

全体1

新聞でたまに見る絵をカラーで見れるのはやはり新鮮だ。
絵が生き生きとして見える。

見て行くと、人物が描かれている作品が多くあり、
じっとしている訳でもないし、スケッチするのも大変だろうなぁと思う。
カメラを向けるのでも、人が相手だと警戒されたりするそれが時間のかかるスケッチと
なると、その労力と言うか、一歩踏み込んだ旅行スケッチだと言える。

「水上集落の屋外床屋さん」
水上集落

また、線がしっかりとしているので、色が軽く載せてある感じで
それがまた軽やかな雰囲気を醸し出している。

また、ところどころにパステルで描かれた所があり
紙の質感が感じられる。


作品の下には必ずその時の感情などのエピソードが添えられていて
見ているだけで、旅行している気分にさせてくれる。
これだけの事を記憶しているのは凄いなぁと感じた。
ふとした気付きや思いを、常にメモしているのだろう。

写真でなく、絵だからこそ描かれている人の感情が色々に想像できる。
寒いとか、忙しいとか、、日常のリアルな思いがなんとなく読み取れる。

解説



鮮やかな色合いが遠くから見ると際立っていた
「ゴリ郊外の農家」
ゴリ郊外の農家


「ブルネイのオマール・アリ・バサナル・モスク」
ブルネイの


原田さんと少しお話した。とても親しみ易い方で、
南国の空はとても青い。と旅の一片も聞けた。
また、私が行った時は、帰りに持って行っていいよぉと
作品の複製画を頂けた。とっても、サービス精神旺盛で見習わないとと思いながら、
旅をすると人との関わりが自然に話せるのかなぁと思えた。

miyage
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アトリエK デッサン展
22日(火)まで、飯田創造館3Fふれあい創造ギャラリーで
「アトリエK デッサン展」が開催されている。

「アトリエK」主宰 毛涯 伸さんの挨拶 (案内状参照)
スポーツ選手が日々基礎トレーニングを欠かさない様に、
絵画等芸術の分野でも日頃の基礎トレーニングが重要と考えています。
 デッサンは自宅で描くことも出来ますがなかなか継続できなかったり、刺激が
足りなかったりします。
 そこで、定期的にトレーニングができ、また様々な人からのアドバイスや指導が
受けられるようなグループを立ち上げました。それが「アトリエK」です。
 今回は、今までトレーニングしてきた成果を展示します。

との事。



入ってまず驚いたのは、デッサンの迫力。
左側の中央に立つと、何とも全体的に迫ってくるような

でも、一つ一つの作品に眼をやると
その世界をずっと見ていたくなる様な気分になる。

黒の木炭や鉛筆で、力強さが出ていた

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一つ一つの作品に順番に見ていくと
作者の個性や、形を描く苦労などが読み取れる

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以前、神田昌典著のフォトリーディングに関する本で
美術の講師が
「手を描こうと思ってはいけない。手の周りの空気を描くのだ」と話したと
書かれていたのを思い出した。

そう、顔やその周辺の空気が表現出来ているなぁと感じた。。





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