アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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3/31週の展覧会情報 週末編
3/31週の展覧会情報 週末          *は入場料要
《講座》
飯田市美術博物館「戦後の写真界と藤本四八先生」 講師:田沼武能氏(日本写真協会会長)
日時:5日(土)午後1時〜 問22−8118 同館

5,6日(土日) *第28回いけばな展(長野県華道教育会飯田支部展) 入場料500円 於:飯田市公民館(吾妻町) NEW!

〜20(日) *特別展「藤本四八−美を追いかけた写真家の生涯」 入館料大人500円 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜13(日) *古の雛人形展・時代を振り返る変わり雛展 入館料大人400円 於:竹田扇之助記念国際糸操り人形館(座光寺)
〜7月下旬 *日本の野生蘭 入館料大人500円 於:高森蘭植物園(高森町)

〜20(日) 特別陳列「花を愛でるーうめ・もも・さくらー」 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜20(日) ワークショップ「からだをいっぱいつかってお絵かきしよう!」 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜8(火) フォトクラブIIDA写真展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜8(火) 植野忠志 木工展 於:アートハウス(上郷黒田)
〜13(日) ヒロインアート展(EGakの色鉛筆アート) 於:くましろホール(高森)
〜15(火) おりがみでおひなさま展(橋南折り紙教室・羽場折り紙同好会の合同展) 於:リンゴ庁舎オープンスペース(本町)
〜22(火) 安田ナオキ ガラス展 於:小蕪亭(飯島千人塚)
〜30(水) 今四フォトクラブ写真展 於:飯田市立病院(八幡)
〜5/12(月) >熊谷忠夫水彩画展 於:熊谷元一写真童画館(阿智村)

飯田信用金庫

〜11(金) 文字亀山秀人氏 花の水彩画展 於:喬木支店
〜18(金) 「あぐりのたんぼ学校」の活動学校 於:時又支店

今回の続きは、オーブンで焼ける陶芸粘土について
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特別展「雛人形と押絵・手まり展」の雛人形


特別展「雛人形と押絵・手まり展」が30日の今日まで、高森歴史民族資料館で開催されていた。
押絵・手まり展の模様は、こちらから
今回は、同資料館に協力頂いた雛人形をご紹介致します。
全体

*写真により実際と違う映りになっています。

大洞家の雛人形は、高い畳の上に置かれ年代を思わせる髪飾りが付いている。
お内裏様の眼が気持ち大きいように感じた。
大洞家

小川びなは、着物の綿が袖から見えて、幾重にも生地を重ねて作られたのが分かる凝ったつくり
小川家

翁の表情がとても愉快そうだったので思わずパシャリ!!
おきな

昔話の一場面を再現した人形もあった
昔話

お雛様の押絵の掛軸は始めて見た。押絵の掛軸と言うのが珍しい!!
掛軸


JUGEMテーマ:美術鑑賞


上村朱里日本画展 〜良庭散花〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


上村朱里 日本画展 〜良庭散花〜が4/1(火)迄、小伝馬町の飯田創造館で開催されている(無料)
大学1年の時に描いたものから大学院の修士課程で描いたものなど25点の日本画と12点の素描を展示している。

〜女性らしい優しさのある色彩と繊細な印象を受ける日本画展〜
全体

今回、東京藝術大学院美術研究科絵画科修了の節目に報告と感謝の気持ちを込めて初めての個展を故郷の当地で開く事を決めた。
作品を飾ると一つ一つに思い入れがあり、特に大学から大学院に進んだ2006年と「美麗の庭」の作品以降は
絵に対する心構えに変化があった。と

地元でこうした若い方の作品展が開かれると言う機会は
今までなかったように思う。
個展を開くのにはとてもエネルギーの要する事だ!!
そのエネルギーを少し頂いた気がした。
これからの彼女の作品が楽しみだし、観る機会がこの地に出来ればいいなぁと思えた。


*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

入ってすぐの、ふれあいギャラリーには素描が並んでいる。
色のメモ書きが記されたりしていて、普段見ることのないスケッチが見られ、真面目に取り組んでいる姿勢が伺える。
素描

「春の訪れ〜東北〜」は、葉のない木が雪解けに春を待っているかのようだ。木がとても細く低く描かれていて
何かの模様のようにも見えてくる作品。
春の訪れ

「白い壁と白い花」は、壁の無機質な表情が印象的な作品。全てが平面的に描かれているようである。
本人に少し伺ったら、「日本画の元々は平面的な絵しかなかった。それを意識して描いてみた」と
納得出来る事で話すと長くなるので…。陰影のある立体感ある作品を良く観る中で、異彩な印象を受けた。
白壁と白い花

「市松庭図」(二曲一隻)は、大学院修士課程の修了制作としても描いた作品。具象だが緑の下に広い世界が広がっているような
抽象的な絵画にも見える。
市松庭図

「美麗の庭」(二曲一隻)は、霧のような流れがある作品。敷石が下にあるようにも感じる。
美麗の庭

「紫陽花どくだみ図」は、紫陽花とどくだみの勢力争いをしているようにも思えてくる作品。
実は岩の所にカタツムリが描かれていて、動きのある演出を醸し出している。
紫陽花どくだみ図

透明水彩画展・菅沼まさ子
JUGEMテーマ:美術鑑賞


透明水彩画展(菅沼まさ子)が31(月)まで、八幡町の飯田市立病院ロビー(入って右に折れた通路の壁)で展示されている。
風景から花や紙風船、果物などの静物の水彩画16点が展示され、入院患者や通院している人の潤いになっている
全体

〜柔らかい色彩の中に、物の持つエネルギーを感じる奥深さのある水彩画〜
*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆


「葉ぼたん」は、その香りまでが色彩として描かれているような視覚だけではない感覚を受ける
葉ぼたん

「赤い花」は、目がかすんだ状態で見ているような夢心地気分にさせてくれる雰囲気がある。後ろの花が暗く描かれていて
立体感のある作品。
赤い花

「新鮮」は、タイトルの通り新鮮で手に取りたくなるようなツヤと質感が出ている。
新鮮

「おさなぶり」は、作者の思い出のある土地だろうか?そこでの物語が想像させられる風景画
おさなぶり

今回の続きは、次回開催予定の展覧会情報について
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第10回逸品惜譲展
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「第10回逸品惜譲展」が柏心寺隣の ふれあいサロン波奈(箕瀬町)で
31日(月)まで、開催されている。

軸物から陶器、額装、壷、小物と手持ちの美術品や調度品を持ち寄り
格安で販売。売上げの一部は今宮町の精神障害者通所授産施設いずみの家に寄付される
午前10時から午後5時まで開いている
良い物は早くなくなってしまうので、早めに観に来て欲しい…との事。

入口は左側の扉をくぐり、階段を登って入る
建物

〜コレクターはもちろん!!そうでなくても見ていて楽しい美術品が沢山〜

全体

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

竹地蔵は、その名の通り竹の内部の湾曲した部分に描かれたお地蔵さん。
竹の生命力が地蔵に移っているかのようだ!!
たけぢぞう

「ねり込みびな」は、石の様な素材で雛人形が作られているちょっと珍しい作品。
ねり込み袖びな

「月が五猿」は、月がござると言う言葉を絵で表現した一風変わった掛軸。
月が五猿

その他、実用で使える風合いが素敵な食器なども並んでいた

食器

おもしろ美術講座
JUGEMテーマ:美術鑑賞


〜おもしろ美術講座〜として
具象絵画・抽象絵画の見方
=人間はなぜ抽象を描くようになったのか=

という講演会が
3月30日 (日) 14:00〜16:00 に
飯田創造館 201号室で行われる。
入場無料で申し込み不要で聞けれる。

講座

ここからは、ちょっと私ごと…

この商売に関わるようになってから、絵画作品を観ることが多くなった。
そこでよくめにする抽象画。
始めのうちは「何が描かれているか分からん。訳が分からん。
ただの塗りつぶしなら誰でも描けそう」などと思っていた。
正直、何を表現しているのかはっきりとは分からない。
しかし、自分は勝手にこう解釈するなど思い込むと
作品がぐ〜んと迫ってくる。
作者でさえ何を感じて欲しいのか示してないのかもしれない。
観る者の思いによって作品の意図が変わってくる。
分からないところに、未知なる存在や広がりを感じる。
または、対象物の動きを感じるなど
型にはまらない変容があるのが面白いし
その変容が予測不可能な点も見逃せないと思っている。

片や具象はやはりその場所に居るような錯覚にさせてくれる。
壁にある窓から見ているような
具象の中にも、影によってはっきりと描かれていない所や
立体的な絵から、印象主義のような平面的でぼやけた風景のような絵もある。
でもそれらに言える事は、今その風景や光景を見ている気にさせてくれる点だと思う。

ここに挙げたのは、あくまでも個人的主観による知識。
マンチェスター大学美術館学修士課程を出た「木内 真由美」さんの
話が楽しみだ!!

水墨画 唐沢玉湖(ちえゑ)個展

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水墨画 唐沢玉湖(ちえゑ)個展が中電ふれあいギャラリで
4/1の火曜日まで開催されている。
色を用いない水墨画を中心に22点飾っている。

全体

吉沢玉昌さんの教室で教わったと言う唐沢さんは、水墨画を始めて14年になる。
今回の中電での個展は始めての試み。
今は全国水墨画展にも出品していて
そこで、文部科学大臣奨励賞も受賞している。
全国水墨画展に出品するに当たり、他の人と一緒の題材にならないように
新たな題材を日々探している・・・・との事。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「冨岳」は手前の木々の遠近感と、頂上付近の雲の動きが霊峰富士を表現していて、威風感漂う作品。
冨岳

「山里に薫る」は、題名の通り今にも芳醇な香りがしてきそうな雰囲気。墨色だけなのだが、色が自然に浮かんでくるから不思議だ。。
山里に薫る

「たばこ草」は、あまり絵になる事の少ない植物。唐沢さんの着眼の面白さがある。この他にも「龍角峰」も
上から見下ろしているような一風変わった視点からの描写になっている。
たばこ草
「陽だまり」は、文部科学大臣奨励賞を受賞した作品で入口からも分かる迫力のある作品。植物の生命感のような力が伝わってくるようだ。
陽だまり

「華の舞」は、白い花が溶け出てくるような動きのある作品。黒でなく白をこういうふうにグラデェーションつける
のはとても難しいのでは?と思えてくる。
華の舞


思い出の写真に一筆展

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思い出の写真に一筆展が、高森町中央公民館の図書館の入口で
3/31(月)まで開催されている
副題で「未来の一歩を記録する」とあり、昔の風景の貴重な資料としての
役割もある展示となっている

taitoru

アルバムの中の思い出の写真に、一言そえてもらい応募により集めたもの。
昨年は町制施行50周年の年にあたり、それに関連したものも多く集まった。
また、町図書館では継続して写真を募集しており
「家にも紹介したい写真があるよ」と言う方は、一筆ご記入いただいて
ご応募をお待ちしております。。との事。

ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「おもちゃと兄弟」は、昭和12年頃の日中戦争のさなかの
家族との楽しい一時。
おもちゃと兄弟

「大平宿」は、大平で宿として営業していた頃の写真
大平宿

「修学旅行の見送り」は、昭和41年の山吹駅での父兄の見送りの風景
修学旅行の見送り

今回の続きは、いいだ逸品について


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3/24週の展覧会情報
3/24週の展覧会情報           *は入場料要
〜4/20 *特別展「藤本四八−美を追いかけた写真家の生涯」 入館料大人500円 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜30(日) *「山吹本学神社秘宝・平田篤胤の大陽石」 入館料大人200円 於:高森町歴史民族資料館(高森町)
〜30(日) *特別展「雛人形と押絵・手まり展」入館料大人200円 於:高森町歴史民俗資料館(高森町)
〜4/2(水) *「ランの解剖学」中村恭子日本画作品展 入館料大人500円 於:高森蘭植物園(高森町)
〜4/13(日) *古の雛人形展・時代を振り返る変わり雛展 入館料大人400円 於:竹田扇之助記念国際糸操り人形館(座光寺)


29〜4/20(日) 特別陳列「花を愛でるーうめ・もも・さくらー」 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜30(日) 市制施行70周年記念「わがまち飯田70景フォトコンテスト受賞作品展」 於:飯田市美博市民ギャラリー(追手町)
〜4/1(火) 水墨画 唐沢玉湖(ちえゑ)個展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜4/1(火) 「夜明けの祈り」詩版画集原画原詩展 銅版画/落合皎児 於:於:アートハウス(上郷黒田)
〜29(土) 「チャリンコ一人旅の一期一会」島崎敏一写真展 於:喫茶アンサンブル(松川町)
〜29(土) 二人展(ひな人形と小物) 於:茶房深山(高森町)
〜30(日) 松沢節子 刺し子・キルト展 於:椋鳩十記念図書館(喬木村)
〜31(月) 佐々木ともみ油絵展NO.2 於:喫茶ゆいま〜る(飯田病院内)
〜31(月) 思い出の写真に一筆展 於:高森町中央公民館(高森町)
〜31(月) 新井東洋夫さん水彩画展 於:JAみなみ信州阿智支所(阿智村)
〜31(月) 喬木悠生寮の作品展 於:喬木郵便局(阿島)
〜31(月) 透明水彩画展(菅沼まさ子) 於:飯田市立病院ロビー(八幡)
28〜31(月) 第10回逸品惜譲展 於:ふらあいサロン波奈(箕瀬町)
〜3月末予定 大恐竜展(上郷小司書教諭:椚谷敦子さんの作品展) 於:あしたむらんど下条(下条村)
〜4/2(水) 器展ー桑土窯のうつわ 於:玄パン工房バオバブ(座光寺)
28〜4/2(火) 上村朱里日本画展 於:飯田創造館(伝馬町)
〜4/3(木) "A"列車で行こう!木村憲司写真展 於:メトロギャラリー(知久町)
〜5/12(月) >熊谷忠夫水彩画展 於:熊谷元一写真童画館(阿智村)

飯田信用金庫

〜28(金) 竜丘油絵クラブ作品展 於:桐林支店
〜31(月) 押し花展 於:松尾支店
〜4/4(金) 創作による手づくりひな人形 於:東野支店
〜4/11(金) 亀山秀人氏 花の水彩画展 於:喬木支店
〜4/18(金) 「あぐりのたんぼ学校」の活動学校 於:時又支店
宮井啓江展
JUGEMテーマ:美術鑑賞


宮井啓江展が、26日(水)まで、銀座のキング堂ギャラリーで開催されている。
絹本に金粉を散らばせた仏画や植物画を43点展示している。

〜女性らしい優しさのある仏画と幻想的な世界に凛とした立つ植物画〜

全体

宮井さんがここのギャラリーで個展を開くのは3回目。
その前は自宅で開いていて、8年くらい前から個展を開いている。
先日の現代の創造展には、二科展に出品した油絵を展示した。
金粉や銀粉が所々に散りばめられた作品が多く
きらびやかな印象を受ける。
以前は細く繊細な線に印象を受けたが
作品から雰囲気が醸し出てくるような、滑らかさや艶っけが感じられるようになってきた

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「月夜に咲く(シュウメイギク)」は、後ろの大きな月が別の惑星にいるような感覚を
起こさせる。その中にもシュウメイギクが堂々と立っていて、違和感なく自然に対象物を
認識する事が出来る

月夜に咲く

「なでしこ」の白い花の広がりの色合いと、先端の細かさにキレのある作品。
水の含みといいこの表現を出せたのは偶然ではないかと思うほどの出来栄え
なでしこ

「コスモス」は、茎のからみから生命感が溢れているようだ。写真では分かりにくいが
右上にうっすらと蝶が描かれていて、妖精のようなイメージを抱く

コスモス

「持蓮観音」は、女性らしい優しさを感じる作品。体のラインがとても滑らかだ。
持蓮観音

「雲中供養菩薩」は、やや色っぽさを感じる作品。淡い色彩のバックが多いが
ここのシリーズは夜を思わせるような濃い暗めの配色になっている
雲中供養菩薩

「聖観音」は、案内の表紙になっている作品でもあり、目がバックと同じ
色となっていて、人知の計り知れないような偉大さと不気味さを感じる作品
聖観音



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