アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
当店のフェイスブックhttps://www.facebook.com/inudukagarou
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第15回青峰美術院長野支部展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

8/6(木)まで、高森町下市田R153沿いのくましろホールで『第15回青峰美術院長野支部展』が
開催されている。日本画、水墨画、洋画の32点



「青峰美術院」は神戸市に本部を置く美術団体で、毎年全国公募の青峰展が開催されている
出品の規約に具象表現であることが明記されており、具象を中心にした団体。
長野県支部には、現在17名が所属している

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「光と風と夢と…」近藤和子さんの作品は、100号の大作で心象風景のような花が前面を埋めている。花びらの一枚一枚が丁寧に描かれていてリアルな表現が、街並みの景色を不思議にしている


「栂池高原霧中」渥美保雄さんの作品は、手前の木々を細かな描写で奥行きが感じられる。意識が
奥へ奥へと自然に向いてしまう 


「桜咲く頃」菅沼昭彦さんの作品は、明るく清々しさが感じられる風景画。空と山のバランスの均衡が巧いと感じた

 
「阿修羅」丸山甲子夫さんの作品は、濃い緑のバックに阿修羅像のオーラが反映されているようだ。 


「座光寺風景」村澤啓一さんの作品は、抽象に近い具象のような印象を受けた。まるで、建物が
静かに佇み、木の生命観や息吹が渦巻いていて、人が中心の日常からは違った印象を受ける。
しかし、このように風景画見えたら、きっと固定観念に縛られない考え方が出来るのだろう
長野県在住日展日本画作家飯田展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

8/23(日)まで、美術博物館で 『長野県在住日展日本画作家飯田展』が開催されている
観覧料は、一般310円、高校生200円、小中学生無料。
全総数は29点



市立小諸市高原美術館・白鳥映雪館が開催する「長野県在住日展日本画作家展」を再構成し
地元の作家も集め飯田会場展として企画した。同展は芸術院会員・白鳥映雪氏(1912〜2007)
の呼びかけで発足し、今年で10年目。ここでは長野県に在住しつつ、日展や日春展(日展春季展)に出品する日本画家たちが作品を寄せている。日展は、国内最大規模の総合展覧会組織で、明治40年に発足し、文部省によって設立された官設展覧会「文展」をルーツにしている。

場内での撮影は禁止されているので、入り口でパシャ


以前に(2年前)日展を観に行った事があるのだが、その時の印象は
「どこかに光りを放っている色がある作品が多い!!」で、今回もそれを彷彿させる作品があった。
画面の一部、それも背景や輪郭から光が放たれているような作品。

写真がないが、私のイン層を書き留めた作品を

「棄てられたもの」南嶋 操さんの作品は、物の上下等判別するのに時間が要した。コントラスト
      のある線と、不思議なメッセージ性が気にかかった

「晩夏」矢島尭子さんの作品は、衣の質感までが伝わってきそうな柔らかさが巧みな色使いで
      表現されていた

「草の銀河」奥原美智子さんの作品は、眼が眩みそうな程の鮮やかさと細密描写で、異次元のような
      花道を描いている。

「谺」仲村良一さんの作品は、岩に挟まれた大木と言う自然風景を、現代社会とあてはめたかの
      ような考えさせられる作風。地の凹凸が日本画には珍しくキャンバスを使っているように見えた

「巣立つ頃」羽毛田陽吉さんの作品は、親鳥の眼も生き生きとしていて、生きる喜びが伝わって
      きそうだ。
Do everything with nothing...
JUGEMテーマ:美術鑑賞

28日(火)まで、アートハウスで「 Do everything with nothing...(無を持ってすべて為す)」
松島拓良x岡田和子さんによるインスタレーション(空間芸術)

アートハウスの会場をいっぱいに使い、異空間を作り上げている
メインのドーム型をした骨格には青い光が当てられ、静寂さと冷たさが感じられる
その周囲を黒の毛糸が張り巡らされていて、足を踏み入れるのを拒んでいるようだ。
ドームの内部には人型に似た木製のオブジェが右端に置かれている。どこか心許なさそうだ。
ドーム型を松島さん、周囲に張り巡された毛糸は岡田さんが制作した。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

暗い場所により、写真がぼけています。ご了承下さい。

写真では上手く青色が出ていないが、反射してもっと輝いて見える。
眼の高さにある糸が複雑な心情の比喩のようにも見えてくる
奥の空間に興味が惹かれるが、そこに行かない方がいいようにも思えてきた。


腰を降ろして観ると、オブジェの存在感が強くなり、糸が天から見守っているような存在にも想像できる。




今回、会場に岡田さんが居て、「奥に行けるよ」と教えて頂いて
糸の間をくぐりながら奥へと行ってみた。(要許可)
はいはいして歩いている時は、まるでパビリオンの中に居るようだった。
奥にたどり着くと、青がもっとはっきりと見えて、店の灯りとも相まってきれいに見えた。
自分だけが得られた経験のようなエゴの気持ち良さのような感情も抱いた。


アートハウスを離れてから、タイトルの「Do everything with nothing...(無を持ってすべて為す)」を考えてみた。僕は、前向きな印象を受けて「無」と言うことに結びつかなかった。
と言う事は、まだ「無」についての見識が私には甘いのだろうと思い、また仏教等で用いられる言葉だけに逆説的な意味で、前向きなことと無とが隣り合わせなのか??等等。
タイトルによる語源でも考えさせられる展示であった。

今回の展示では、若者の鑑賞者が多いと聞いて、地元の関心の高さと広さ
パワーなどを知れて嬉しさと希望のようなものが感じられた
展覧会情報(7/24〜7/31)

 展覧会情報 (09.7.24〜7.31)  *は入館料必要
  
25〜8/23(日) *峡谷の花3−菱田春草と飯田の美術
25〜8/23(日) *長野県在住日展日本画作家飯田展
25〜10/4(日) *企画展 こんなの見つけた!ぼくのわたしの里山コレクション
             観覧料:310円(大人) 於:飯田市美術博物館
24〜8/19(水) *塩沢哲弥 人と自然/大山かおり木版画展 観覧料500円(大人) 
             於:ミュー自然美術館(治部坂)
   〜7/31(金) *高森の獅子舞 観覧料:200円(大人) 於:歴史民族資料館(高森町)
   〜10/6(火) *新・三国志英雄列伝序章 観覧料:400円(大人) 
             於:川本喜八郎人形美術館(本町)
  〜10/26(月) *熊谷元一・百歳記念記録写真展 観覧料:100円(大人) 
             於:熊谷元一写真童画館(昼神温泉郷)

24〜7/28(火) 陶芸展 於:飯田創造館(小伝馬町)
   〜7/26(日) 紙朗独創展BEAUTY 於:美博市民ギャラリー(追手町)
  〜7/28(火) フラワー展 Flower Art TAMAKI 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
29〜8/4  (火) 写真(老大23期「仲良会」) 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
  〜7/28(火) Do everything with nothing 松島拓良 VS 岡田和子 
                         於:アートハウス(上郷黒田)
30〜8/4  (火) 地藍染め工房 ろじゅん展 於:アートハウス(上郷黒田)
   〜7/25(土) グランセローズ「応援ぬり絵展」 於:信濃毎日新聞飯田支社(本町)
  〜7/26(日) 創画会会員小品展 於:平安堂アートサロン(鼎名古熊)
  〜7/26(日) 中畑勝美絵画展ーピエロ・ある時ー 
                         於:ミュージックアートカフェ クイーン(高森町上県道沿い)
  〜7/26(日) アート&ミュージック イン APストリート ライブペインティング作品展 於:メトロギャラリー(知久町)
   〜7/26(日) 近藤斌彦写真展(自然風景&花) 於:くましろホール(高森R153沿い)
  〜7/26(日) 納豆のラベル展 於:特養かざこしの里(三日市場)
  〜7/29(水) 笑顔アート河童展 於:茶房深山(高森町牛牧)
28〜7/30(木) 字遊人(じゆうじん)龍月作品展 於:平安堂アートサロン(鼎名古熊)
  〜7/31(金) 飯田美術研究所鉛筆デッサン作品展 於:椋鳩十記念図書館(喬木村)
  〜7/31(金) 小原和紙工芸教室作品展 於:飯田市立病院(八幡)
  〜7/31(金) 3Dアートピクチャー展 於:喫茶ゆいま〜る(大通飯田病院内)
    〜8月初旬  山田照子キルト展 於:JA阿智支所(阿智村春日)
   〜8/4  (火) パッチワークのタペストリーと小物展 於:りんご庁舎(本町)
28〜8/6  (木) 青峰美術院 長野支部展 於:くましろホール(高森R153沿い)
25〜8/23(日) 日展日本画作家 日春展出品作品展 於:キング堂ギャラリー(銀座)
   〜9/15(火) 渥美邦三の撮る富士見台の世界 
                          於:園原ビジターセンターはゝき木館(阿智村智里)

飯田信用金庫
  〜7/31(金) 作家直筆色紙展「作家がおくるこども、おとなへの提言」 於:駒場支店
  〜7/31(金) 龍江写真クラブ作品展 於:時又支店

土・日のみの行事&講座
7/30〜8/4 「人物彫塑の基礎・基本」 講師:城田孝一郎氏 30日13:30〜17:00 31日〜9:00〜17:00 料金:1万円(3日間4000円) 場所:飯田創造館
 
今回の続きは、当店に寄せられてる案内状について

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ピエロ・ある時ー中畑勝美絵画展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

26日(日)まで、高森町牛牧上県道沿いのカフェ、ミュージックアート カフェクイーンで
中畑勝美絵画展『−ピエロ・ある時ー』が開催されている。自作キャンバスによる油彩画を含む12点とコーヒーカップの展示



中畑さんは、木曽郡大桑村出身で現展(現代美術家協会)会員。
07年には飯田創造館で個展を開催している
「人は、つらい思い悲しい思い心配なことなど他人には分からないたくさんの思いを心の内に秘めて、今を生きている。笑顔のうちにも、そんな秘めた心が隠れている。ピエロにはそんな内面を表現することが出来、ピエロを描き続けてよかったと思うようになった。」(一部編集)と中畑さん。

そっとしておきたいピエロから、身近な雰囲気のあるピエロなど作品によって違う印象を受ける。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「公園の冬」54.2x27.1cmの作品は、眼の前に広がる白が情緒感を演出している。
この場に立ってどこからとなく、音楽が聴こえてきたら癒されるなぁと思えた。 


「おじいぃたん」−いっしょー 27.1x54.2cmの作品のピエロは作者自身だろうか?
暖かい時間が流れているのが伝わってくる


「ピエロ」F10の作品は、幾重にも塗り重ねられた絵の具が重厚感を持ち合わせている
暗い色合いの服といい、その人生の深みのような要素が感じられる。
服装はコートなのかなぁ?


「ビー球」F0の作品は、力強い目線が印象的な作品。
他にないアップでビー玉を見ているが、その視線は鑑賞者に問いかけられているかのようだ 


アート&ミュージック イン APストリート ライブペインティング作品展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

8/9(日)まで、知久町りんご並木沿いのカラオケメトロポリスで「 アート&ミュージック イン APストリート ライブペインティング作品展』が開催されている
3月にリンゴ並木のイベントで開催された「LOVE」をテーマにしたライブペイントの作品展



実際にペイントしている時の写真。制限時間は1時間。
当日は3月なのに吹雪きだす寒い夜で、その中でも描き観客も寒い中足を止めて見入っていた


ライブペイントコンペはトロフィーと賞金3万円をかけて、3x6のコンパネサイズに制限時間1時間の条件で行われた。
参加者は9人で、優勝者は来場者の投票と審査委員長の票との合計で決めた

19日に作品の入れ替えがあり、こんかいは前期の展示。

当日時たま見ていたが、丸から始まったりどんな絵になるのかまったく想像が付かず、仕上がるに連れ答えが見えてきたような面白みがあった。
描いた人はきちんと構想や順序を練って臨んでいるのだなぁと感心した

*写真により実際と違う映りになっています。

市瀬さんの作品は、個性ある色使いで親しみの持てそうなキャラクターを登場させた


熊谷さんの作品は、大胆な構図で力強く風を感じる作品。この作品の仕上がりが早く、途中からでもどんな形になるか分かりやすかった。近くで見ると独特な艶がある


正村さんの作品は、その時の感情をそのまま行動に移したようだ。
一見「ぎょっ」とするが、無視せずに観ることで救える芸術の力があるのかなぁと思う。
僕には的確な言葉が見つからないが、悲壮感など人の見たがらないことに芸術の本質が埋まっていて、そこにスポットを当てることが暖かい眼差しになるような作用が美術芸術にはある。言葉程ストレートでないからこそ、そっと寄り添うような優しさかもしれない
和紙工芸鼎教室習作展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/31(金)まで、飯田市八幡の市立病院通路で『和紙工芸鼎教室習作展』が開催されている
教室の生徒さんによる和紙絵14点を展示している



同教室は、福岡小次郎さん(愛知県西加茂郡在住)を講師に
毎月第3水・木曜日に鼎公民館で活動している
初心者の方も、講師による親身な指導があり
入会者を随時募集している。
尚、会場にはアンケートボックスが用意されていて
記入した方には、和紙絵による栞が後日送られる。

絵の具による絵画と違い、凹凸感や形作る器用さが表現されている

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「初夏の風」荻原さんの作品は、丸い地平線の世界がファンタジーな雰囲気を漂わせている。
どこまでも続く花畑は、細かい花びらの重ね合わせで再現されている


「春を待つ」吉沢さんの作品は、紙をよじったような厚みのある木の表現が力強い。バックが抑えられてる事で木が浮き出て見えてくる 


「風にのって」宮川さんの大作は、新協美術展で入選した作品。
うごめく渦の周囲にある模様が、泡のようでいて透き通った感じで、何かが発生してくるような神秘的な要素も感じられる


「雨情」清水さんの作品は、雨を細い線で表現しその不規則な線がより情緒的にしている
雨とは違った天からの贈られ物のようにも想像出来た 
創画会会員小品展
JUGEMテーマ:美術鑑賞


26日(日)まで、鼎名古熊の平安堂飯田店内のアートサロンで『創画会会員小品展』が
開催されている。42 作家による新作46点の展示



創画会の会員による作品展を飯田市で開催するのは初めて。
毎年名古屋で開催される会員小品展を、飯田の人にも見て欲しいと滝沢さんが提案し、飯田での
展示が実現した。

尚、同サロンではお気に入りの絵画の販売を行っている

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「夏沼」滝沢具幸さんの作品は、独特のざらざら感がありそれが架空の世界のような非現実的な
印象を与える。また、色だけで表現された模様が、何かの建物を抽象化したように思えてくる 


「午後の樹」雲丹亀利彦さんの作品は、わら半紙の上に描かれたような下地で昔のおぼろげな記憶を視覚化しているような気分にさせてくれる。木の下に置かれた自転車の残像がより観るものを幻想的な世界に引き込んでいく 


「コーネリア」宮いつきさんの作品は、独特なじめっとした空気が感じられる作品。花がその額縁の世界の中で呼吸しているようだ


「Zone」尾長良範さんの作品は、一見分かり辛い形が並んだ抽象画。でも、その前で見ていると
その世界がずっと広がっていそうで、規則性のない形が植物の群生しているのに似ているかもと思えてきた

第22回占魚愛石会水石展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

19日(日)まで、美博市民ギャラリーで『 第22回占魚愛石会水石展』が開催されている。
会員が集めた自然石37点の展示



占魚愛石会の会員は13名で、年間を通じて探石活動と年1回ずつ飯田と名古屋で展覧会を開いている。
鮎沢占魚先生が唱えていた「一座り、二構え、三姿」と言う理念に基づき、暑さ寒さにめげず探石を行い、磨きや切断など一切手を加えず、石の姿や色合いから発想したイメージを基に、各会員が銘を付けた。
「座り」…置いた時の安定感、「構え」…石全体が持っている向きや面、「姿」…構えを踏まえての形状。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「大笑い」中村静枝さんの水石は、自然ならではの無作為な形が口を大きく開けた顔に似て見える
銘があると少しの窪みが眼に見えてきたり色々な空想で遊べる


「月光」北林義司さんの水石は、光輝いているような神秘的な色合いが印象的!! 


「静担」林石舟さんの水石は、凹凸の少ない形が禅のような無駄を省いた精彩さを放っている


「秘境山」田中誠一さんの水石は、盆栽ならぬ山のミニチュアのようなスケールさと手に出来る喜びのような感情を抱ける作品。
笑展ー4
JUGEMテーマ:美術鑑賞

21日(火)まで、上郷黒田のアートハウスで『笑展ー4』が開催されている
佐々木 茂さんによる古典落語をテーマにした人物の陶芸作品20点余りを展示している



陶芸教室「ひだまり」に通い、陶芸を始めるようになって5,6年
同会場での個展も4回目となる。
今回は笑点をもじった笑展で、落語の一場面を自分の想像で形にした
衣装なども資料があった訳でなく、その時代などを考慮して想像で作っている
また、作品の上には落語のあらすじが簡潔に説明されていて、その落語も知る事が出来る、
じっくりと観ることの出来る展覧会だ

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「ちりとてちん」は、朝の連ドラで話題にもなった話。その苦痛に耐える場面を再現されている。
泣き顔も悲観的でなく、明るさがありユーモラスな表情だ


「蒟蒻問答」は、その和尚さんの装いが印象的だった 


「寝床」は、旦那の話を酔って居眠りをしてしまった場面。話だけでなく視覚で見せてくれるので
その登場人物の性格まで伝わってくる


お地蔵さんも作っていて
「煩悩地蔵」は、 OKを出していたり健やかな顔立ち。
煩悩に流されるときの心理が表現されているのかもしれない

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