アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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第10回現代の創造展〜日本画・版画編〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
3/7(日)まで、飯田市美術博物館で『第10回現代の創造展』が開催されている
観覧料が大人310円で月曜日休館。開場は9:30〜17時まで
日本画、洋画、版画、彫刻、工芸、書道の6部門と学芸員企画の計144点と長姫高校美術部の展示

*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「猿」矢澤 清子さんの作品は、毛の一本一本まで繊細な筆致で描かれている。
作者の動物に対する愛情の温かみが感じられる


「庭園図〜十石十色〜」上村朱里さんの作品は、日本画独特の平面さとそれによるデザイン的な
趣向が感じられる作品。屏風風に横に繋げたサイズに独自性があるが、限りなく特色を廃しているのが彼女の特色のような気がしてくる。 


「静かな日」今村 晴雄さんの作品は、水の表現が巧みで清々しい気持ちにさせてくれる。


「Tangled 10-1」尾曽 美和子さんの版画は、地下でうねうねと生命の誕生のような神秘的な動きが表現されているようだ。立ち止まって観ることによって、徐々に見えてくる世界があるような想像を掻き立てられる要素を持っている


「チャイニーズティー」安藤 睦子さんの作品は、一息入れたい気持ちにさせてくれる軽やかな雰囲気。でも、写実でなく抽象でなくの中間に位置していてファッション的なセンスの良さが感じられる。
第29回創造展 3/3
JUGEMテーマ:美術鑑賞
 
3/1(月)まで、伝馬町の飯田創造館で『第29回 創造展』が開催されていた
創造館で活動する61グループ、633点の作品の展示。

桐塑(とうそ)人形・はなかげ会の大平時江さんの作品は気品あるドレスと佇まいが印象的。
桐塑人形は芯になる木材に桐塑粘土によって肉付けをして、胡粉(白)等を塗って肌の色を
作っていく。また衣服の独特の切れ目は、縫い目でなく粘土の中に埋め込むことで出来ると言う。
粘土と違った温もりと滑らかさのある表情が特徴的だ


絵手紙の秋桜の会は、楽しさがいっぱいに詰まっているような展示の仕方


「ファンタジー(風の又三郎)」松岡隆二さん(さくらクラブ)は、モニュメントになりそうな不思議な形状の作品。ボール状の物が今にも転がっていきそうで、左の種子のような形が万物の誕生の法則を啓示しているかのような印象を全体に与えているようだ。教室の展示であまり先生の作品は取り上げないのだが、上手いだけでなく発想のユニークさも印象に残った作品。


「恐竜の卵」遠藤寛子さん(陶歩の会)は、思わずそう来たか!?と思わせられた作品。独特の風化と複雑な形から恐竜の卵かもと想像させられる


「雪あかり」後藤宣子さん(和楽手描染色研究会)は、染色ならではの鮮やかな明るさがきれいな作品。それを際立たせるようなバックの黒と落ち着いた家の描写が均衡を保っている


石鹸粘土の花の会の作品。石鹸粘土は飾り終わったら石鹸として使えるのが特徴。始めは香りがするのだが、置いておくと無くなってくる。普通の粘土と違って強度が強くなく小さい作品の向き。
花の薄さがとても繊細だった

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