5/20(火)まで、吾妻町の中電ふれあいギャラリーでボタニカルアート飯田教室「花の会」の作品展が開催されている。
「花の会」の会員と2名の講師による植物を繊細に描いたボタニカルアート作品30点を展示している。
*撮影には主催者の許可を得ています
葉の緑の色も墨の濃淡で描いているかのような多彩な表情で表現されている。
葉が表なのか、裏なのかも一目瞭然で、観ている者を爽快な気持ちにさせてくれる。
苦労しているんだろうなぁと感じたのは、先端から茶色く枯れかかった葉の表現。
グラデェーションを用いて、自然の微妙な色合いを再現していた。
*写真では実際の迫力や立体感は伝わりません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆
「ツバキ」山田恭子先生の作品は、葉のツヤやかさや肉感まで伝わってくるようだ。他の作品と違って
強い色合いで表現されていた
「サトイモ」加藤美智代先生の作品は、植物図鑑に掲載された作品。複雑な土の中の形を
ごまかすことなく描いているようだった。重なり具合も細密に描かれている。自然と眼が球根に向かう。
それだけ根気良く描かれている。
「ジュリアン」宮井恵津子さんの作品は、正方形の形も花のかわいらしさを演出している。
この形が、会場の中で特色を出していた。
「バイカウツギ」篠田皖子さんの作品は、葉脈を白で残してキレのある印象のある作品。
またその白の細さから丁寧な制作をしているのが感じられる。
「アオツツラフジ」北原国子さんの作品は、ブルーの実がとても爽やか。
周りのマットも他の作品と比べてやや濃い色合いで、和風な雰囲気を演出していた。