アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
当店のフェイスブックhttps://www.facebook.com/inudukagarou
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川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」
JUGEMテーマ:美術鑑賞
7/29(火)まで、上郷黒田のアートハウスで『川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」』が開催されている。
服飾の作品を中心に約25点の展示
 
*撮影には主催者の許可を得ています



現在は自身のブランド「esperluette・paris」を立ち上げているが、服飾に関わったのは10年前位から。
それ以前には絵画等を取り組んでいたが、立体で日常で着れる洋服の魅力に気付き服飾に関わるようになった。
蚕と言う動物や肉体的な関わりのある絹を使った作品作りに取り組んでいて、特にフランスでは立体裁断による縫製で
人間の動きに合わせて造られているし、着た時のフィット感が違うと川手さん。
コンテンポラリーダンサーとのコラボレーションにより、肉体と服との関係にスポットを当てたり
面白いと感じられるようなアート的な要素を内含していきたいと、その一つとしてポケットに服が全部収まってバックになる
と言う発想の転換を図ったワンピースも。
また、身近に身に着ける物から、社会の仕組みを見つめるきっかけ作りをしていきたいと、ファーストファッションの安さを可能にしている裏にある、幼児からの労働を虐げられる事情なども並列して紹介している。それにより、その服そのものでなく
世界へと想像が広がっていく、現代アート的な作品が装置となって別の視方を示す表現をしている。。
いずれにせよ、ここ飯田でこう言った問題提起をするアーティストはまだ希少でこれから増えていくと思う。。

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

派手は印象を受けるこのドレスは、糊をつけた所にフロッキーを吹きかけ、つけてない所を振り落とし後に色をかけた作品。
緑色の部分が盛り上がっていたのでより強い印象を受けた


色使いは派手なのに、大人のような雰囲気があるのが不思議だと思えた作品


「独楽(コマ)スカート」は、着た人が回転することで色や模様が混ざり合いイリュージョン的な変化を想起して創られた作品。


セリーヌ・ドミニックさんの絵をスカーフにした作品も。
セリーヌさんはフォトグラファーから美術の先生をしている方で、今度コラボレーションをすると言う。
どんな風に作風が科学変化していくのかとても楽しみだ!!
今週末の展覧会情報(7/25〜)
今週末の飯田・下伊那のお勧め展覧会

esperluette・paris 川手麻子《着る・アート・自分の言葉で考える》 〜7/29 場所:アートハウス(上郷黒田)

デザイナーの服の展示を見ながら、今の社会の問題にも目を向けるきっかけになるテーマの展示←後日取り上げます



展覧会情報 (2014.7.25〜8.1) *は入館料必要

  〜 9/28(日) *企画展「古代の生きもの大集合〜氷の世界から海・陸・そして大空へ」   
〜10/13(月) *企画展「南信州の煙火(はなび)−火の芸術に魅せられた男たち」観覧料:310円(大人) 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 8/ 3(日) *特別展「高森の学校教育」 観覧料:200円(大人) 於:高森町歴史民族資料館(高森下市田)
  〜 9/ 4(木) *第82回常設展「夏は、来ぬ」 観覧料:200円(大人) 於:秀水美人画美術館(上郷別府)
  〜11/17(月) *望郷の鐘特別企画展「中国残留孤児の父・故山本慈昭氏写真展」 観覧料:350円(大人) 於:熊谷元一写真童画館(昼神温泉郷)

〜 8/24(日) 特別企画「親子で楽しむ菱田春草」於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 7/27(日) 第23回写真展伊那谷五十人展 於:飯田市美術博物館市民ギャラリー(追手町)
〜 8/ 5(火) 新井淳夫「フランスの最も美しい村への旅」展 於:飯田創造館(小伝馬町)
30〜 8/ 4(火) 小山実 貼り絵展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜 7/29(火) 川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」於:アートハウス(上郷黒田)
31〜 8/ 5(火) 工房廣 樹皮細工展「□△○」 於:アートハウス(上郷黒田)

〜 7/28(月) 阿南写真クラブ作品展 於:農産物直売所「安直や」(高森下市田R153沿い)
〜 7/30(水) 「michiamo」バック展 於:ウェルカムギャラリー(羽場町)
〜 7/30(水) 大鹿さくら組「お山の布づかい」展 於:玄パン工房バオバブ(座光寺)
〜 7/31(木) 佐々木賢実写真展 於:JA阿智支所 
  〜 7/31(木) 「水辺の鳥たち」写真展(滝川春満) 於:Fukuumeギャラリー(下久堅)
〜 7/31(木) 平成26年度飯田市立動物園写生大会入賞作品店展 於:りんご並木のエコハウス(本町)
〜 7/31(木) 福山幸雄写真展「南信景観」 於:ギャラリーカフェDECO(根羽村)
〜 7/31(木) 飯田線秘境6駅スケッチ展 於:82銀行鼎支店(鼎上茶屋)
〜 8/ 3(日) 服部久美子〜kumi clover〜イラスト展展 於:カラオケメトロギャラリー(知久町)
  〜 8/ 5(火) 田間一二三「墨絵・細密展」 於:飯田病院整形外科前(大通)
〜 8/17(日) Enjoy古代!−夏休み考古塾 於:上郷考古博物館ロビー(上郷飯沼)
〜 9/ 1(月) 国内外の旅の写真二人展(中島夫婦) 於:熊谷元一写真童画館ギャラリー(昼神温泉郷)

飯田信用金庫
   〜 7/31(金) クラフト・ドール展 於:東野支店
〜 7/31(金) リニアで変わる南信州 於:城東支店
〜 8/ 4(月) 鎌倉龍雄写真展「女性アスリートの世界」 於:本町本店
〜 8/11(月) 豊丘水墨会展 於:豊丘支店
〜 8/15(金) 田間一二三氏 墨絵作品展「上郷の建物」 於:上郷支店
〜 8/22(金) 色にあそぶ 墨にあそぶ 於:桐林支店

土・日のみの行事または講座のご案内
7/31〜5日 彫塑講習会 講師:城田孝一郎さん 場所:飯田創造館 受講料:1万円(全日程参加の場合)



プレゼントのお知らせ

「ア〜トとの触れ合いを身近に」のブログを見たよ〜と
店で言って貰えれば、
アンカー、ムンク、ダリ他の絵葉書1枚プレゼント!!
(無くなり次第終了とさせて頂きます)

次回の展覧会等  当店に寄せられているご案内より
《新井敦夫「フランスの最も美しい村への旅」展》
7/25(金)〜8/5(火) 9:00〜17:00 場所:飯田創造館
アーティスト・トーク 8/3(日) 14:00〜 フランス全土に点在する村々を訪ねた体験記


《林 正彦展》
7/28〜8/2(土) 11:00〜19:00 場所:ギャルリー志門(東京都中央区銀座)


《工房廣 樹皮細工展「□△○」》
7/31〜8/5(火) 10:00〜21:30 場所:アートハウス(上郷黒田)


《スタジオナルカリの木の世界》
8/8〜8/10(日) 11〜18時最終日は15時まで 場所:ギャラリー吾亦紅(銀座)


《使い捨てカメラの視点9》
8/8〜8/19(火) 10:00〜21:30 場所:アートハウス(上郷黒田)
 

《南信美術会会員小品展》
8/19〜8/26(火) 9:00〜18:00 場所:飯田創造館(小伝馬町)





 
書の二人展〜吉川鎭守・小町谷和安
7/27(日)まで、喬木の椋鳩十記念館で『書の二人展〜吉川鎭守・小町谷和安』が開催されている。
軸装9点と額装10点の書の展示。

*撮影には主催者の許可を得ています



教員をしていた伝で、館長さんからの働きかけもあり開催されることになった二人展。
両氏共に、飯田書人会に所属し35年以上の経歴のある二人。
「退職してから10年、長野県善光寺大本願書道部講師の豆子甲水之先生(書人会講師)が来られる時は必ず出席していた。今回は、半切サイズの作品が多くなったので、今後は全紙サイズの作品にも挑戦していきたい」と小町谷さん。
公募展である「東海書道芸術院展」への出品等、毎年研鑽を積んでいる。
カチッとした書というよりは、個性の現われている熟練された雰囲気ある書がならんでいる

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

吉川さんの「良薬口に苦し〜」は、その後の孔子の句に興味を抱いた。「忠言は耳にさからえども、行いに利あり」その意味を知って作品を観ると行いの尊さと筆裁きに思いが馳せられる。


吉川さんの「とうたいさんぜん」意味の説明が分かりやすく親切に説明されている。恐れ入って三千里も後ずさりする意味。
倒退の字にキレのような爽快感が感じられた作品。


小町谷さん「懐古意無窮」と、丸型に表装された作品。そうする事を想定して書いているのだろう。お寺の円窓から眺めているような雰囲気。
「昔を懐かしむ気持ちが窮りけり」の意味。窮に込めた作者の意が強そうに感じる。


小町谷さんの谷の鶯が人を避けてなくの意味。谷の斜めの趣にかわいらしさを抱く。人の小さいサイズに自然界での主役ではないような印象を抱かせられる


小町谷さんの「草木栄天下春」草木がしげしげ栄えいずこも春となった」と言う意味。天下の辺りがとても滑らかで一息で書いたみたいな勢いが感じられる。
ヒョウタンランプ展〜久保田裕
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/22(火)まで、小伝馬町の創造館ふれあい創造ギャラリーで『ヒョウタンランプ展』が開催されている
ビーズを埋め込んだり切り込み、浮かし彫り等様々な技法や装飾を施したヒョウタン約55点を展示している。

*撮影には主催者の許可を得ています



ヒョウタン制作を始めたのは今から15年前。一般に販売されている「ステンドグラスのスタンド」が目にとまり、ヒョウタンで
この加工が出来ないかと思い取り組むようになった。
自宅で栽培しているヒョウタンを用いて、電動ルーターで穴を開けてグラスビーズやガラスをはめ込んだり、はめ込んだあとから切り出しをして網目状に模様を作ったり、様々な形象と色とりどりの光が会場に溢れている。
一個の作品が出来上がるまでに、およそ20日程かけると言う。それも納得できる程の精緻な模様だ。
デザインのアイデアに、虹の色彩の変化やステンドグラスの絵柄などを参考にしている。また、今回すかし彫りに初挑戦をして、特に牡丹の絵柄が得意で作品に映える雰囲気を持っていると感じている。
穴を開けるのにルーターでいきなり開けるのでなく、した穴を開けてから出ないと割れてしまうことが多いと言う。また。構造的には埋め込んでいけば折れたり崩れたりすることはないと言うが、切り込みの細い部分にあるビーズは、先に埋め込んでから模様に沿って切り抜いていく作業を要する…と久保田さん。
展示作品の購入希望も受け付けています。

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「虹縦模様」は、ビーズが細かく宝石のような輝きを放っているかのようだった。小さい穴から洩れるカラフルな色合いが幻想的!!


『切り込みビーズ』は、写真では分かり辛いが切り込みで残したラインの所にビーズが埋め込まれていて、黒く塗りこんだヒョウタンが大人の雰囲気を醸し出している


「スカイツリー」は、ヒョウタンを幾つか組み合わせて作成されている。ヒョウタンの自然の歪みがタワーの味となっている!!


「透かし彫り」は、皮を薄く削って牡丹が浮かび上がるようにしている。周りの網目模様も工芸品としての技の確かさが窺える。


虹螺旋は、よくこの隙間に穴が開けられたなぁと感心させられた作品。配置も流れるようで優雅な雰囲気を漂わせている。





 
第65回南信書道会会員展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/20(日)まで、飯田市美術博物館市民ギャラリーで『第65回南信書道会会員展』が開催されている。
軸装や額層、刻字、篆刻や巻物など30点を展示している

*撮影には主催者の許可を得ています



南信書道会は、師範級の会員40数名で活動していて、後進の育成や生涯学習として臨む高齢者らの指導をしている。
隷書や草書のほか、かなや調和体、篆刻など様々な種類の書が並び、それぞれに個性ある表情が出ている。

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

和歌二首「夏」田中美智子さんの作品は、墨の濃淡で書いた時の息遣いまでもが伝わってきそうな作品。
全体的に観ると、扇形のように中心部が大きく書いて主張しているかのようにも感じられる。


「偶感」(刻字)は、吉川節子(菁華)さんの作品は、一字一字丁寧に彫り白で字を浮かび上がらせた丹精込めた作品。滑らかな跳ねや太さの強弱も印象的。


「百寿」伊藤尚和(緂心)は、篆書の「寿」ばかりを100種類並べた作品。
難しい形を、活字で再現しているかのようだ。


「平安」齋藤清(龍川)さんの作品は、大胆に書いた額装品。
でも、安の字の女の横線がおぼろげでどこか安心出来ない今の時世と合い通じる思いを感じられた。


(巻子)後漢「曹全碑」坂下修二(晶雪)さんの作品は、長さ6メートルもある巻子本に隷書を並べた作品。とても根気のいる制作だと想像がつく


 
今週末の展覧会情報(7/18〜)
今週末お勧めの飯田・下伊那の展覧会
〜7/22(火) 『為体・物』湯沢茂好展 場所:アートハウス(上郷黒田)
一つの作品とじっくり向き合える。入り口のパンフの解説を読むとグルグルと思考が変化していく…
その時間は、自分と向き合っていで周りの煩い事から離れた穏やかで深い時間が味わえる

       

展覧会情報 (2014.7.18〜7.25) *は入館料必要

  〜 9/28(日) *企画展「古代の生きもの大集合〜氷の世界から海・陸・そして大空へ」   
19〜10/13(月) *企画展「南信州の煙火(はなび)−火の芸術に魅せられた男たち」観覧料:310円(大人) 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 8/ 3(日) *特別展「高森の学校教育」 観覧料:200円(大人) 於:高森町歴史民族資料館(高森下市田)
〜 7/16(水) *藍と樹皮展/光とガラスの妖精展(市民ギャラリー) 観覧料:500円(大人) 於:ミュー自然美術館(阿智村浪合)
  〜 9/ 4(木) *第82回常設展「夏は、来ぬ」 観覧料:200円(大人) 於:秀水美人画美術館(上郷別府)

12〜 8/24(日) 特別企画「親子で楽しむ菱田春草」於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 7/20(日) 第65回南信書道会員展 於:飯田市美術博物館市民ギャラリー(追手町)
21〜 7/27(日) 第23回写真展伊那谷五十人展 於:飯田市美術博物館市民ギャラリー(追手町)
〜 7/22(火) みんなの風越山 於:飯田創造館(小伝馬町)
25〜 8/ 5(火) 新井淳夫「フランスの最も美しい村への旅」展 於:飯田創造館(小伝馬町)
〜 7/22(火) 松尾南画教室作品展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜 7/22(火) 湯沢茂好展 於:アートハウス(上郷黒田)
24〜 7/29(火) 川手麻子展「着る・アート・自分のことばで考える」於:アートハウス(上郷黒田)

〜 7/21(月) 林育男展(ガラスの花器や風鈴) 於:茶房深山(高森高速下)
〜 7/21(月) AKIKO EXHIBITION ViSION004アラワレタカタチ 於:コットン1598(育良町)
〜 7/27(日) 書の二人展(吉川鎭守・小町谷和安) 於:椋鳩十記念館(喬木村)
〜 7/28(月) 阿南写真クラブ作品展 於:農産物直売所「安直や」(高森下市田R153沿い)
20〜 7/30(水) 大鹿さくら組「お山の布づかい」展 於:玄パン工房バオバブ(座光寺) 
  〜 7/31(木) 「水辺の鳥たち」写真展(滝川春満) 於:Fukuumeギャラリー(下久堅)
〜 7/31(木) 平成26年度飯田市立動物園写生大会入賞作品店展 於:りんご並木のエコハウス(本町)
〜 7/31(木) 福山幸雄写真展「南信景観」 於:ギャラリーカフェDECO(根羽村)
〜 7/31(木) 飯田線秘境6駅スケッチ展 於:82銀行鼎支店(鼎上茶屋)
〜 8/ 3(日) 服部久美子〜kumi clover〜イラスト展展 於:カラオケメトロギャラリー(知久町)
  〜 8/ 5(火) 田間一二三「墨絵・細密展」 於:飯田病院整形外科前(大通)
19〜 8/17(日) Enjoy古代!−夏休み考古塾 於:上郷考古博物館ロビー(上郷飯沼)

飯田信用金庫
〜 7/23(水) 第19回「信州甍賞」入選作品写真展 於:駒場支店
〜 7/25(金) ウチョウランを楽しむ会 四人展 於:上飯田支店
   〜 7/31(金) クラフト・ドール展 於:東野支店
〜 8/ 4(月) 鎌倉龍雄写真展「女性アスリートの世界」 於:本町本店
〜 8/11(月) 豊丘水墨会展 於:豊丘支店
〜 8/15(金) 田間一二三氏 墨絵作品展「上郷の建物」 於:上郷支店

土・日のみの行事または講座のご案内
7/31〜5日 彫塑講習会 講師:城田孝一郎さん 場所:飯田創造館 受講料:1万円(全日程参加の場合)



プレゼントのお知らせ

「ア〜トとの触れ合いを身近に」のブログを見たよ〜と
店で言って貰えれば、
アンカー、ムンク、ダリ他の絵葉書1枚プレゼント!!
(無くなり次第終了とさせて頂きます)

 
次回の展覧会等  当店に寄せられているご案内より
《AKUIKO EXHIBITION VISION 004アラワレタカタチ》
7/11〜7/21(月) 10:00〜17:00 場所:cotton1598(育良町)


《新井敦夫「フランスの最も美しい村への旅」展》
7/25(金)〜8/5(火) 9:00〜17:00 場所:飯田創造館
アーティスト・トーク 8/3(日) 14:00〜 フランス全土に点在する村々を訪ねた体験記


《林 正彦展》
7/28〜8/2(土) 11:00〜19:00 場所:ギャルリー志門(東京都中央区銀座)


《使い捨てカメラの視点9》
8/8〜8/19(火) 10:00〜21:30 場所:アートハウス(上郷黒田)
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「為体・物」ETAI・BUTU〜湯沢茂好展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/22(火)まで、上郷のアートハウスで湯沢茂好さんによる「為体・物」ETAI・BUTU展が開催されている。
家の近くの沢から真実を見出そうと再現した作品の陳列

*撮影には作者の許可を得ています



入り口のパンフには「物が最もその物(在)へいたるには、行為が真空を泳ぐ時場で自然を産み落す痕跡が頼りだ、行為在に言語を終えた丸ごと一個は塊と為って在に、丸ごと一本も魂となって在に、在は無機のみ観して心に着く。」と言う一節があり、創作を含めた行為のない所に精神が宿る芸術として、または本質的な存在を求めているような印象を抱いた。
それは、一言で言い表せなず掴みそうで、納得することを許されない先を見続けるような果てしのない境地への探求心を想像させられる。
本人曰く、「制作意図等の行為を含まない作動によって、物の真意が見えてくる。対象をそのままよくよく観察することで、野生的な感覚が備わり、人間となり得る。この展示は、家の近くの沢を見て、そこにあった物を使って再現したもの。
「存在とは何か?」をテーマに制作しているが、物と行為の関係に於いて今回は「物に任せてみた」。
今後は、もっと物に入り込んでいく作品を創りたい。木の中に入り込んでいくような…。それを創作するのにも行為が頼りである。」

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきませんので是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆



哲学的な追求を続けている湯沢さん。その一寸の妥協を許さない表現の探求が言語表現にも現われている。
大学受験の難関校の現代文にも匹敵するような奥の深い表現をしている文章が作品の解説をしている
   

近くの沢の移り変わりを20枚の写真で再現。これがあるので状況の予想がつきやすい。


近付いてみると、竹かごのような物の駆逐跡や人工的なゴミも。これらを考慮すると、人間がもたらす自然破壊や時の流れをも包含している作品と言えそうだが、そんな安易な意味付けをするな!!と言われているような気がしてくる。
作者の探究心が深ければ、見る側の立場もそれに合わせて妥協せずに向き合いたい。
これらが、ここの場所に運ばれてきた意味合いは何か?どんな運命によって今私はこれらの物質と対面しているのだろうか?考え出すときりのないテーマだ!!
たぐ展(タグチ・アートコレクション)〜みんなが見たかった現代アートはこれっ!!part1
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/19(土)〜9月28日(日)まで、松本市美術館で現代アートのコレクション展
『たぐ展★TAG-TEN〜みんなが見たかった現代アートはこれっ!!』が開催される。詳細はこちら



前売り券の販売締め切りが迫っていますので興味のある方は早めに!!
長野県でこんな現代アートを並列的に観られる機会はそうそうないのでは??と思える展覧会。

是非、リンクで見て貰いたいのだが、展示される作者の多さがとっても魅力。
私が現代アートに触れるきっかけとなったのが、2009年のネオテニー・ジャパンー高橋コレクションなのだが、
その展覧会を見た時は、「ふう〜ん」と言った感じの作品も多かったが、後になってその作者の名前や作品に触れたりする機会があると、捉え方が数段レベルが上がる。
アートに限った事ではないと思うが、親近感を抱くか抱かないかは感受性に大きく作用すると思う。
かといって、近すぎる親近感は分析して観る目を失いやすく、そのバランスが求められる。
自分の中だけで終われせるのでなく、誰かと共有したり伝えようと表現を探ることが、そのバランスを保つ方法だと思っているのだが…



今回この「たぐ展」をお勧めしたいのは、是非この展覧会の機会に現代アートの作者を知って欲しいから。
その知ること、作品を生で観て体験した記憶が、今後醸成されてアートを捉える感覚が鋭くなっていく、興味が増す事に繋がるきっかけになる展覧会でもあるので、是非足を運んで貰いたいと思います。

作者を知ると言う事で、「たぐ展」に並ばれる作者さんの作品を上のパンフの中からご紹介。
丸山 直文…1964年生まれ。「ステイニング」と言う下塗りを施さない画布に水を滲み込ませて描くことで故意に滲みを生じさせる技法を使う


鴻池 朋子…1960生まれ。絵画、アニメーション、絵本、彫刻とさまざまな作品を制作しているが、作品にはオオカミ、ナイフ、ハチ、赤いスニーカーを履いた足などが繰り返し現れ、独特の世界を展開させる


加藤 美佳…1975生まれ。卒業制作の油彩画「カナリヤ」のタイトルを冠した個展で鮮烈レビュー。ポーレレートは、画面ではきらきらと光の粒子が輝くが、近寄ると顔の産毛まで鮮明に描きこまれた緻密なディテールに驚く。だが、この少女は人形を撮った写真をもとに描かれているのでどこか不自然さが漂う

 
宮井啓江展
JUGEMテーマ:美術鑑賞

7/18(金)まで、下久堅小林の宮井宅で『宮井啓江展』が開催されている。
50号までの仏画や植物画、団扇などの作品約35点の展示及び販売をしている。

*撮影には主催者の許可を得ています



毎年開催されていて自宅での開催は15回目。仏画は6月に開催した東京の銀座での画廊で展示したものを中心に並べているが、置くの座敷に展示している植物の絵はここ2ヶ月位の間に描いた最新作が並んでいる。
仏画は立ち姿だけでなく自由に空を舞っているような動きのある作品もあり、眼に見えない妖精と同じような印象を受けた。また、この時期の開催に合わせて、「涼」を感じて貰おうと団扇に始めて挑戦し、日本画独特のはかないイメージというよりはデザイン的な仕上がりになっている。
目指しているのは「少しでも現実を忘れられるような絵で、作品を観た人がちょっとでも違う世界に行ってもらえたら、私としては幸せ」と宮井さん。
また、道徳を記した絵本の挿絵も手掛けていて、こちらは色鉛筆でファンタジーでなくかといってリアルでなく、個性的な雰囲気を漂わせている絵本で入り口で見る事が出来る。
宮井さんのブログはこちら

*写真はよりはっきりと見易いように多少の加工をしています。当然実際の迫力や立体感は伝わってきません。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「聖観音」は、バックを強い赤で塗りやや誘惑しているような表情の観音様


「不動明王(あじさい)」は、身体にあじさいが描かれていて観る者に一瞬驚きを感じさせられる。
よくよく観ていると、男の中に持っている華やかな意志が現われているようにも見えてきて、イメージが色々と膨らんでいく。バックや横に植物が配置される作品はよく見るが、身体の中から浮き出ているような作品は発想の巧みさを感じさせられる。



「朝顔」は、マット台紙にも描かれた広がりのある作品。台紙の色の違いからその上に描かれた線がメリハリがはり観ていて心地が良い


団扇は、表と裏でまるっきり違う色使いの物やドクロと言った涼を感じさせるものも並んでいた。
  

「楽・夏(どくだみ・つゆ草)」は、宮井さんの仏画の特徴を現しているような、繊細な顔のパーツの線や滑らかな一筆描きが際立っている作品
  

「千手観音」は、風を思わせるような抽象的で動きのある作品
今週末の展覧会情報(7/11〜)
今週末、飯田下伊那のお勧め展覧会は、
*「写信州〜長野県生まれの写真家たち」 
開催期間 7月13日(日)が最終日!! 場所:飯田美術博物館 入館料:310円(大人)

職業人としてのカメラマンからフリーとなっている人など様々。ファインダーを通しての作者の対象への熱い眼差しがどの写真からも伝わってくる。絵画は、創作的な要素が多く一枚の画面の中に色々な思いを入れ込めるが、写真の場合は2,3枚と並べられてより強く個性が伝わってくる分野かもしれないと思えた展覧会。ここ飯田で滅多に観れないレベルの高い写真が並んでいる。
    

「宮井啓江展」
開催期間 7/11〜18(金) 10:00〜18:00 場所:宮井宅 (飯田市下久堅小林715)

仏画を手がける宮井さんの作品は、妖艶さや繊細さの印象を受ける作品が並ぶ。中性の仏様なのだがその立ち姿は女性に近いように感じる。それは、描線の滑らかな細さがそうさせているのかもしれない。その線を描く集中力に思いを馳せるとより仏様が神々しく見えてくる。また、この宮井宅も昔の庄屋で一見の価値あり!!
   

東京で開催されている展覧会のピックアップ!!
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展〜ヤゲオ財団コレクションより」 場所:東京近代美術館
私が現代アートに触れたのは、ネオテニージャパン〜高橋コレクションを観に行ったのがきっかけ。
コレクション展は、様々な作家を並列的に見ることが出来て、比較対象やより多くの作者を知るきっかけを作ってくれる。
「現代美術のハードコア」を、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを使いながら10章に分けて展示いたします。・・・と説明があるように、キュレーターならではの鑑賞の提案型の展示会場も楽しみ!!


展覧会情報 (2014.7.11〜7.18) *は入館料必要

  〜 9/28(日) *企画展「古代の生きもの大集合〜氷の世界から海・陸・そして大空へ」   
  〜 7/13(日) *「長野県生まれの写真家たち」代表作品展 観覧料:310円(大人) 於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 8/ 3(日) *特別展「高森の学校教育」 観覧料:200円(大人) 於:高森町歴史民族資料館(高森下市田)
〜 7/16(水) *藍と樹皮展/光とガラスの妖精展(市民ギャラリー) 観覧料:500円(大人) 於:ミュー自然美術館(阿智村浪合)
 

12〜 8/24(日) 特別企画「親子で楽しむ菱田春草」於:飯田市美術博物館(追手町)
〜 7/13(日) 写真集団アルプ第5回山岳写真展 於:飯田市美術博物館市民ギャラリー(追手町)
16〜 7/20(日) 第65回南信書道会員展 於:飯田市美術博物館市民ギャラリー(追手町)
〜 7/15(火) 第6回幽石書道会展 於:飯田創造館(小伝馬町)
17〜 7/22(火) みんなの風越山 於:飯田創造館(小伝馬町)
〜 7/15(火) 2014美大・芸大合格者作品展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
16〜 7/22(火) 松尾南画教室作品展 於:中電ふれあいギャラリー(吾妻町)
〜 7/15(火) 竹かご展 於:アートハウス(上郷黒田)
17〜 7/22(火) 湯沢茂好展 於:アートハウス(上郷黒田)

  〜 7/13(日) 東方美代子超絶版画展 於:ふるさと村自然園(阿智村清内路)
  〜 7/14(月) 信州の陶芸作家15人展 於:かんてんぱぱホール(伊那市)
〜 7/15(火) 「ブッポウソウ」展 於:特別養護老人ホームかざこし(三日市場)
〜 7/18(金) 宮井啓江展 於:宮井宅(下久堅小林)
〜 7/27(日) 書の二人展(吉川鎭守・小町谷和安) 於:椋鳩十記念館(喬木村)
〜 7/28(月) 阿南写真クラブ作品展 於:農産物直売所「安直や」(高森下市田R153沿い)
  〜 7/31(木) 「水辺の鳥たち」写真展(滝川春満) 於:Fukuumeギャラリー(下久堅)
〜 7/31(木) 平成26年度飯田市立動物園写生大会入賞作品店展 於:りんご並木のエコハウス(本町)
〜 7/31(木) 福山幸雄写真展「南信景観」 於:ギャラリーカフェDECO(根羽村)
〜 8/ 3(日) 服部久美子〜kumi clover〜イラスト展展 於:カラオケメトロギャラリー(知久町)
  〜 8/ 5(火) 田間一二三「墨絵・細密展」 於:飯田病院整形外科前(大通)

飯田信用金庫
〜 7/11(金) 「かぐや姫工房」の竹細工 於:城東支店
〜 7/18(金) 刻粋会 刻字展 於:阿南支店
〜 7/23(水) 第19回「信州甍賞」入選作品写真展 於:駒場支店
〜 7/25(金) ウチョウランを楽しむ会 四人展 於:上飯田支店
〜 7/31(金) クラフト・ドール展 於:東野支店
〜 8/4 (月) 鎌倉龍雄写真展「女性アスリートの世界」 於:本町本店
〜 8/11(月) 豊丘水墨会展 於:豊丘支店

土・日のみの行事または講座のご案内
7/31〜5日 彫塑講習会 講師:城田孝一郎さん 場所:飯田創造館 受講料:1万円(全日程参加の場合)
 
当店に寄せられてるご案内
《宮井 啓江展》
7/11(金)〜7/18(金) 10:00〜18:00 場所:下久堅小林の宮井宅


《AKUIKO EXHIBITION VISION 004アラワレタカタチ》
7/11〜7/21(月) 10:00〜17:00 場所:cotton1598(育良町)


《新井敦夫「フランスの最も美しい村への旅」展》
7/25(金)〜8/5(火) 9:00〜17:00 場所:飯田創造館
アーティスト・トーク 8/3(日) 14:00〜 フランス全土に点在する村々を訪ねた体験記


《林 正彦展》
7/28〜8/2(土) 11:00〜19:00 場所:ギャルリー志門(東京都中央区銀座)


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