アートとの触れ合いを身近に!!

飯田・下伊那(長野県)での展覧会の模様やアートに触れた感想等を犬塚画廊から発信していきます。
非言葉のコミュニケーション…その感じ方は
人それぞれで、想像してみる事が大事だと思います。アートに触れて感性UP目指しませんか??
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第50回記念 日本水彩画会長野県展〜vol2〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


4月13日(日)第50回記念 日本水彩画会長野県展が信濃美術館(長野市)で
開催されている。
看板

詳しくはこちらから
今回は地元飯田下伊那の作家さんを中心に観て行きます

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「雨上がり」代田ゆかりさんの作品は、青くシャープな鉄の足の椅子が午後の一時を
語りかけているような生活感のある作品
雨上がり

「大平宿秋陽」吉川實さんの作品は、明るく道の先には幼い頃の幻想的な世界が広がっていそうな雰囲気がある
大平宿秋陽

「青芥子」伊藤定さんの作品は、絵具の凹凸がありアクリル絵具を使っているのだろうか?芥子の花をバックにした人形が
どこか艶気を漂わせて、秘密めいた伝統のようなニュアンスを感じる
青芥子

「旅立ちの日供廚歪耕郢圓寮蟻爾舛子さんの作品。花嫁さんの生い立ちがバックに描かれていて、成長の過程と晴れ舞台のギャップを
同時に表現している作品。
旅立ちの日
第50回記念 日本水彩画会長野県展
JUGEMテーマ:美術鑑賞


第50回記念 日本水彩画会長野県展が長野市の長野県信濃美術館で
4月13日(日)まで入場無料で開催されている。

信濃美術館

搬入数・出品数は252点で、支部会員116点、一般135点、遺作1点という内訳
日本水彩画会の県展にあまり馴染みがなかったのだが、
今年は飯田・下伊那から出品する方も多く
一度見てみなければと言う思いに駆られて見に行ってきた。
水彩画と言う繊細で淡い色調の作品が多いのかなぁと思い込んでいたのだが
会場に入ると、油絵のように強い表現から
繊細ながらもはっきりとした色調。
複雑な要素の詰まった抽象画と様々な作品が並んでいて
始めの抱いていたイメージとは違っていた。
zenntai

近年、業界ではアクリル絵具の普及と共に
油絵離れが言われていて、油彩より水彩を始める人が多いと聞いたことがある
それを裏付けるかのような人気があった。
ただ、会場の仕切り方や
保護の為額縁に入れるアクリル板が、照明の灯りを反射していて
見る側にとって見辛いという印象は強く抱いた。
低反射のアクリル板もあるが、大きい作品が中心なので高くなる。
ガラスの仕切りの中に入っている作品は、アクリル板をつけなくてもいいのでは??と思ってしまうのだが…
人気

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

今回の作品で私が一番印象を受けたのは
SBC信越放送賞を受賞した「六月の部屋」伊豫田淳子さん(長野市)の作品。ため息が出そうなほどの
リアルさと細部へのこだわりの緊迫感があり、部屋の空気が伝わってくるようだった。
6gatuno花

「花」森川静江さん(松本市)の作品は、同じ花を題材にしているのだが
香りまでも感じられそうな勢いのある作品。
花

「彷徨の窓」碓田順彦(長野市)の作品は、隣からもその存在が気になった作品。インパクトのある女性の顔と青のくくりが
シャープな印象を与え、画面を引き締めている。彷徨(ほうこう)は、あてもなくさまようの意味。
そう思うと下男性の不安そうな顔の言わんとしている事がなんとなく見えてくる。
彷徨の窓

奨励賞を受賞した「師走の仕事」月野貴久さん(東御市)の作品も、繊細さが際立ち水彩ならではの明るさのある作品。
師走の仕事

今回のつづきは、額縁屋の余談について
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古の雛人形展
JUGEMテーマ:美術鑑賞


古の雛人形展が座光寺の竹田扇之助記念国際糸操り人形館の春の特別展示で
4月13日(日)まで開催されている。
飯田と周辺地域の商家や旧家で代々受け継がれている江戸時代から昭和初期に
制作された雛人形の数々を展示している。
入場料 大人400円/高校生以下200円

今回は、撮影が断られるかもと思いながらお願いしたら
操り人形以外ならOKと言われた。。
初めて入る竹田扇之助国際糸操り人形館。
まずは、通されたのは展示ホール。
人形劇の凝った舞台が正面にあり、袖にある大型のテレビから流れる
「雪んこ」の映像を見る。
テレビの映像と、目の前の人形がリンクして今にも人形が動きそうだ!!
凝った造りだけに、他の使い方もあるのではないかと思えた。
それから、ホールを出るとよく整った庭が眺められる。
鑑賞者も少なく特別な空間を演出していて
これからの作品との出会いの期待感が膨らむ・・・
niwa

決して大きな施設ではないが、心地良い設計だなぁと感じる。

さて、糸操り人形をゆっくりと鑑賞する。
顔の表情やその質感は様々で作られた地域によっても変わる。
説明によると、木や張子となるのだが
とてもそうは見えない光沢と柔らかさが出ている。

また、ジャワの棒使い人形は胸の膨らみがある女性顔のようにも見えるが
口の下には髭のような模様もあり、神秘的な要素がある。
ジャワの影絵に到っては、その巨大さから人知の計り知れない
神の象徴としての人形のあり方を思い起こさせる。。
普段の生活から忘れがちな、偉大な力に対する謙虚さを大切にしないとなぁと
漠然と見ていて思う。自然の威力とか・・・・

そして、古の雛人形へ・・・

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

江戸時代初期のものは、「遊びごと」としてのひな祭りを反映しているかのような
質素な作り
江戸初期

篠田氏所蔵の「梓雛」は、独創的な雛人形で、他にはない逸品
梓雛

森本信正氏寄贈の雛人形は、江戸時代末期の作と伝えられている。森本家は、
江戸時代に島田村(現松尾地区)の庄屋を務めており、安永7年(1778)以降は、
飯田藩主堀家の御仕送り御用達、飯田城下の町役人も務めていた。
台座には菊のご紋が見える
森本

今回の続きは、次回開催予定のお勧め展覧会について
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第8回現代の創造展vol.5〜書編〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


明日9日まで飯田市美術博物館で
「第8回現代の創造展」が開催されている。
日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道の6部門と学芸員企画の計140点が並んでいる
観覧料は大人310円、高校生200円、小中学生100円。

開催趣旨などは現代の創造展vol 1から

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

書の展示は、市民ギャラリーのスペースで行われている

全体

書は当然書かれている字や、漢詩などの意味や作者、時代背景などが
分かればより深い感じ方が出来るのだろうが、正直私にはその知識がない。。

なので、絵的な要素や勝手を勝手に解釈してしまう。。
もっと観る目を持たなければ…

「五馬左門」加山雅三さんの作品は、目が描かれているような文字。
曲線も力みなく自然に筆が走ったのだろう。

五馬

「冬窓」高田活さんの作品は、書=字と言う先入観を打ち破る作品。かと言って
水墨のような全体を描くわけでもなく、空間が省略されている新たな印象を受ける作品

冬窓


「茨木のり子 倚りかからず」横前まきよさんの作品は、かなもあり
文章が分かり易い!!今一度、戦後を見つめ直すべきだと言われているようだ

茨城のり子



茨木 のり子さんと言う詩人を今回始めて知った。
戦争の中で思春期を過ごし、人々の変化と自分の中の気持ちを
的確に表現していたのだろうか??
今度、図書館で探してみたい。



第8回現代の創造展vol.4〜油絵編2〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


3/9(日)、今週の日曜日まで飯田市美術博物館で
「第8回現代の創造展」が開催されている。
日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道の6部門と学芸員企画の計140点が並んでいる
観覧料は大人310円、高校生200円、小中学生100円。

開催趣旨などは現代の創造展vol 1から

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「ある光景」木下真示さんの作品は、現実と仮想の間のように感じる
昔と今より、田舎と都会が横断歩道で結ばれている。携帯がどこでも使われていて、
上の景色に車が描かれているのも、何かのメッセージなのだろう。

ある光景

「陽は又のぼる」中島甲士さんの作品は、印象に残る色彩で原始の生命力みたいな
物が伝わってくる勢いのある作品。

陽は又のぼる

「山里の廃」菅沼立男さんの作品は、山の木々が立っていると言うよりは
もやがかかっているような、流れているようにも見える。不気味なオーラが
里全体を覆いつくすようにも見える。
山里の廃

「坂の街」(遺作)高木庄三さんの作品は、どこまでも家が建ち続いている。これが
飯田の街の仮想ではないかと思えてくる。空の清々しさと白い壁がきれいな街の雰囲気
を醸し出している。今後、高木さんの作品が見られる機会が少なくなっていくのが残念だ。
坂の街

「糸車のある静物」(遺作)森伸三さんの作品は、全体的に斜めの線がありやさしい
感じが出ている。写真を見て気付いたのだが、左側に小さく少女が描かれている。
この子は何を意味しているのか?もう今は伺う事が出来ない

糸車のある静物

今回の続きは、次回開催予定のお勧め展覧会について
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第8回現代の創造展vol2〜日本画〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


19日火曜日から飯田市美術博物館で
「第8回現代の創造展」が開催されている。
日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道の6部門と学芸員企画の計140点が並んでいる
観覧料は大人310円、高校生200円、小中学生100円。

開催趣旨などは現代の創造展vol 1から

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

「ぼたん」辻芙三子さんの作品は
花が浮き出てくるようにバックに金箔を貼っていたりと、日本画の特長がよく出ている
力強い作品になっている。植物だが迫ってきそうな勢いがある。

ぼたん

「龍角峰」仲村良一さんの作品は
一昨年に確か日展でも展示されていた題材。本当にそう見えるのかは分からないが
観音様と岩が一体になって見える神秘的な作品

龍角峰

「思い」宇井久雄さんの作品は
遠くからも目立つ鮮やかな紅色が全体に広がっている。心象表現として巧みに背景に
強い色を配し、その場所に壁があるのか地に着いているのか分からない空間を作リ出
している
思い

「看る」後藤修さんの作品は
チラシの明るさとは対照的に絶望的に近い印象を受ける人物が描かれている。
身近なテーマであるが、後藤さんの生活感ある作品を観たのは
始めてのような気がする。(清涼感のある風景画のイメージがあって・・・)
看る

「竹やぶ」井上和泉さんの作品は
竹の長さを上手く演出している。また、筆のタッチが細かく繊細に描かれ
道が伸びていく遠近感の暗さと空の明るさが絶妙なバランスで描かれている

竹やぶ

今回の続きは、現代の創造展と創造展(飯田創造館で開催中)について
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第8回現代の創造展vol 1〜彫刻・工芸編〜
JUGEMテーマ:美術鑑賞


19日火曜日から飯田市美術博物館で
「第8回現代の創造展」が開催されている。
日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書道の6部門と学芸員企画の計140点が並んでいる
観覧料は大人310円、高校生200円、小中学生100円。

〜作者のそれぞれの画風に気付ける大展覧会〜

入口

この「現代の創造展」は、地元の美術の総合展として
所属団体や実績、年齢といった枠組みを取り払って推薦作家の作品を同列に
並べる展覧会で、この地域最大の総合美術展である。
今回の特徴として
「2階の工芸の展示を変えた事。以前になかった屏風などの作品もあり
意欲的に挑戦している作品が揃った」と実行委員長の林さん。


その事を聞いてますます楽しみで鑑賞した。

*写真により実際と違う映りになっています。また、ここでご紹介しているのはごく一部だけで、
もっと様々な作品がありますので、是非会場に足をお運び下さいませ(^_-)-☆

*今回の撮影には、実行委員長の許可を頂いています

2階に上がって思ったのは、確かに展示の配列が変わっていた。
壷とかが裏面からも見れる配置に

2階全体

「たそがれまで」(染絵)伊藤晶子さんの作品は
とても鮮やかで、全体にうねりを感じるような勢いのあるさくひん。
下地にはグラデェーションが施されていて、2重の演出がなされていた。

たそがれまで


「板皿 3枚」(陶芸)イエルカ・ワインさんの作品は
日本の文化を真に伝わってきそうなお皿の作品。
板皿

以前、美術学芸員の小島さんに陶器の見方のコツを教えて貰った事がある。
それは
「この器で食事をしたらどんなだろう??」と想像してみる事。
陶器の多くは、お客様をおもてなしする気持ちの一つとして
また、料理を演出する道具(華の場合もあり)の一つとして用いられた経緯がある。
なので、そのものだけを見るのでなく、実際に使われている状態を想像してみると
価値観もグンと増す。
イエルカさんどこかの写真の公募にも入賞していた記事を見た。
どんな方なんだろうかと興味がわいた。

「西に行く」木下以知夫さんの作品は
時の流れを感じる作品。会場とその物との組合せも面白い。

西に行く

「千の風」林袁造気鵑虜酩覆
ある仕掛けが施されている。それは是非会場で体験して欲しい

千の風


体験と言えば
「椅子Y」福田渉さんの作品も
実際に作品に触れて、腰掛ける事が出来る。
こうした、見るだけでない作品も展示されている。。

今回の続きは、お休みします。



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